今年度初の国内研修 北海道研修2020を実施しました。1年生12人、2年生1人の合計13名が参加しました。毎年のテーマと同様「宇宙」をテーマにした研修です。
今年度はコロナウイルス感染拡大の関係で海外研修等が中止を余儀なくしている中で、関係者の皆様のご協力により実施することが出来ました。
9月19日(土)
午前 関西国際空港に集合し飛行機で新千歳空港へ移動
午後 札幌にて昼食をとり、北海道大学へ
北海道大学 理学部理学院 大学院生 松岡さんの講義
「惑星ってなんでできたの?」「水惑星について」「火星の衛星」について講義いただきました。話の初めには松岡さんの高校時代の話もあり年齢の近い研究者の話を聞けて刺激を受けました。
9月20日(日)
午前 北海道大学 倉本圭教授による講義
現在観測されている宇宙の範囲から始まり、火星衛星探査機MMXに関する講義をしていただきました。
講義中の質問も歓迎いただき密度の濃い2時間となりました。
午後 貸し切りバスにて札幌から名寄へ移動
夜 名寄市立天文台にて天文台長の村上氏による講義・プラネタリウム鑑賞と天体望遠鏡きたぴりか等を使っての天体観測です。
「宇宙にあるさまざまな天体」「見える光と見えない光―光の性質―」「宇宙を見る新しい"目"」についてご講義いただきました。
その後、北海道大学大学院理学研究院 特任助教 高木聖子氏による「きたぴりか」遠隔操作による天体観測を見学しました。札幌からの遠隔操作をスカイプを用いて解説していただきました。
9月21日(月)
午前 名寄から札幌まで貸し切りバスにて移動
午後 北海道大学博物館見学
コロナの関係で人数を分散させるため2チームに分かれて入場しました。
夜 伊丹空港にて解散
最後に、今回の国内研修は新型コロナウイルス感染拡大の影響によりかなり制限のかかった研修となりました。そんな中でも、講義や観測にご協力いただきました北海道大学の皆様、名寄市立天文台の皆様には、感謝してもしきれません。皆様、本当にありがとうございました。