千里高校 総合科学科で実施しているカリキュラム
1年生の授業「科学探究基礎」において、その研究活動を行っていく上での基礎的な手法、ICTの活用法などを学び、
2年生の授業「科学探究」で、「物理、化学、生物、数学情報、スポーツ科学」の5つの分野に分かれて、自分たちでテーマを決め、グループ研究活動を行っていきます。
このようにカリキュラムを通じて、問題・課題を明らかにし、問題を解決していく力の育成に力をいれています。
1年生の「科学探究基礎」で行っている「ミニ課題研究」では、
①自分自身のテーマを探す ②計画を立てる ③研究調査し、ポスターにまとめる ④発表する
⑤深める ⑥深めた内容を、再度発表する。
という流れのステップを踏み、課題研究の流れを経験を通して学んでいきます。
6月29日(火)「ミニ課題研究」①問を立てる
1年生総合科学科 学校設定科目「科学探究基礎」の時間にて実施しました。
第1回目として、
科学的に探究するとはどういうことか?の話から出発し、
ワーク①テーマ探し・選びを行いました。
「生活の中の困りごと、個人的にみつけた規則性、疑問、気になっている社会問題」
それぞれのカテゴリーで具体例も参考にしながら、自分の気になっていることを書き出ました。
ワーク②その後、4人グループで書き出した事項について意見交換をしました。
他の人の意見も受けながら、大まかなテーマを決めます。
アイディアをまとめたり、深めたりするためのマインドマップについて講義を受け、実際にマインドマップを書いていきます。
ワーク③コンピュータ教室へ移動し、考えながら、調べながら、マインドマップを書くことによって、テーマ周辺の知識へと広げていきます。
周りとも話をしながら、自分のテーマをきめていきました。
ワーク① 個人ワーク「テーマ探し」まず自分で考え、周りとも話をしたり、近くの先生とも話をして探していきます。
ワーク②グループでの意見交換の様子ー自分の意見を伝えたり、他の人の意見を聞く活動。
新鮮で楽しそうな様子でした。
ワーク③コンピュータ教室での様子
テーマがまとまらず、試行錯誤している生徒もいました。周りと話をしたり、もう一度自分の興味は何だろうと考えたりしている様子がみられました。
困っている生徒は先生の相談窓口を利用することもできました。