兵庫県立人と自然の博物館は、人と自然の関わりを多彩な展示と体験で学べる日本最大級の博物館で、充実した体験型プログラムも用意されています。私たちは封入標本をつくるプログラムを行いました。封入標本とは動植物・鉱物・昆虫などの標本を透明な合成樹脂(アクリル樹脂やエポキシ樹脂など)の中に封じ込め、観察や保存ができるようにしたものです。担当していただいた研究員の方はユーモラスかつ幅広い知識を持っており、標本...
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西はりま研修
西はりま天文台は、日本最大級の公開望遠鏡「なゆた」を備え、天体観測や研究を行う天文施設です。私たちは研究員・斎藤智樹先生による講演「銀河宇宙と巨大ブラックホール~遠くの銀河を見ると何が嬉しい?~」を聴講し、その後、なゆた望遠鏡を使った天体観察を体験しました。ときおり雲がかかる空模様でしたが、多くの星を見ることができました。また、60cm望遠鏡を用いた特別観望会では、生徒の希望に応じてM51(渦巻銀...
兵庫県播磨科学公園都市にあるSPring-8は、世界最高クラスの輝度を誇る放射光を発生させる大型研究施設で、物質科学や地球科学など様々な分野に応用されています。ビデオと講義による施設説明を受けました。高校1年生にとっては難しい内容でしたが、理解しようとする姿勢が見られました。その後の見学では、施設が休止していたため、内部をくまなく見ることができました。電子を曲げたり加速させたりする装置を目の当たり...
研修の初日はSSH生徒研究発表会を見学しました。この発表会は全国のSSH校の課題研究研究を互いに発表する場です。代表による口頭発表や、その後のポスター発表では、多様なテーマに触れ、生徒たちは興味に応じて議論を重ねました。研究の見学から新たな疑問を見つけるなど、自ら能動的に発表会へ参加する姿が印象的でした。
2日目はバスで神戸の国際展示場に移動しました。 SSH生徒研究発表会は日本全国のSSH校の生徒が 課題研究の成果を発表します。 事前に調べておいた発表を見学し、 熱心に質問している生徒もいました。 帰りのバスでは疲れていたのかほとんどの 参加者が眠っていました。お疲れ様でした。
事前に調べた天体を、60cm望遠鏡でじっくりと観測しました。 恒星、二重星、星雲、星団など、様々な天体の美しい姿を捉え、 事前に調べていた生徒たちは、 自分の言葉で天体の特徴や面白さを説明していました。 特に、土星の環がはっきりと見えたときには、 大きな歓声が上がり、今回の観望会のクライマックスとなりました。
一般の方や他校の生徒たちと合同で行われた観望会は、 落雷の影響でなゆた望遠鏡が使用できるか微妙な状態でしたが、 奇跡的に観測を行うことができました。 ガイドの方の説明を聞きながら、様々な天体を観測しました。
利川潤先生による「銀河って何?どうやってできる?」と題した講演では、 銀河の誕生や成長について、わかりやすく解説していただきました。 先生の問いかけに、生徒たちは熱心に耳を傾け、 宇宙への興味を深めていました。 質疑応答の時間には、多くの質問が飛び出し、 生徒たちの高い関心が伺えました。
天候はあいにくの曇り空でしたが、 時折姿を現す太陽を観察しました。 望遠鏡をのぞき込む生徒たちからは、 初めての太陽観測に驚きと歓声が上がっていました。 運の良い生徒は、太陽黒点やプロミネンスを観測できました。
バスで西はりま天文台を訪れ、 まず日本最大級の口径2mを誇る「なゆた望遠鏡」の見学を行いました。 望遠鏡の構造について、カセグレン焦点やナスミス焦点などを中心に 詳しく解説を受け、その巨大さに圧倒されました。