6/13(月)～7/19(火)に６日間実施した「前期・実地実習」の発表会を行いました。
昨年度は後期のみの実習でしたが、今年度は高槻市内の学校園にご理解・ご協力をいただき前期実習を行うことができました。
４校種ごとにそれぞれ２組が代表として発表を行いました。子ども・生徒との触れ合い、子どもたちの帰宅後の教員の業務などを知り、自身が児童・生徒だった時には知らなかったことに気づき、多くのことを学び、感じたようです。それぞれの発表は一般的なものではなく、具体的な内容、例えば、大雨警報時、児童帰宅後の教員の対応、その際、子育て中の教員のカバーが当然、必要であること、職員同士の仲の良さが子どもたちにいい影響を与えること、小学生の遊びが自身の頃とは様変わりしていることなど。
後期も実習の実施を予定しており、それぞれ教志コース生は２校種の実習を行うことができます。例えば、将来、中学校教員を希望している場合、前期、中学校で実習を経験し、後期は前段階の小学校で実習をさせていただきます。今回の発表は、後期実習の事前準備にもなりますし、実習しない校種についての理解にも繋がると思います。後期の２校種目の実習の結果、希望校種が変わるかもしれませんが、もし、そうなれば、とても幸いなことです。
私自身のことでいえば、大学時代の教育実習は高校のみでした。教員になってしばらくして、自身の子どものことで、幼小中の授業等を参観しましたが、高校教員としては中学校や小学校での学びの様子を知っておく必要があると遅まきながら感じていていました。今日の発表を聞きながら、そんなことを思い出していました。
実地実習の経験は本当に貴重なものになったようです。繰り返しになりますが、ご協力いただいた学校園の皆様に感謝申し上げます。また、引き続き、後期(11/21(月)～)もよろしくお願いします。