5月26日(月)、教志コース「教志入門」では、びわこ成蹊スポーツ大学より、高橋 佳三 教授にお越しいただき、実技指導をしていただきました。
さて、どのような「実技指導」なのか、といいますと・・・立位で前屈をして、両手の指先が床に届かないとき、一瞬で届くように、それどころかペタリと手のひらが床につくようになります!体が硬い私など、とても信じがたいことなのですが、高橋先生の言われた通りの動きをすると・・・、「えーっ!ホンマや!」「さっきより手が床につくようになった!」あちこちで歓声が上がりました。
魔法のような不思議さを体感しているコース生たちに、高橋先生は、筋肉の仕組みを図解して、筋肉の持つパワーを最大限に引き出す体の動き、体の使い方を説明してくださいました。柔軟性だけでなく、スポーツをする中で、素早く反応し動く、より高く跳躍する、ぶつかり合い、押し合いの際、自分より体格の大きな相手にも負けない等、体の使い方の仕組み、コツがわかっているのとそうでないのとでは、大きな差が生まれることを学びました。
髙橋先生は、コース生のみなさんに、この講義で学んだことを多くの人に伝えてほしい、とおっしゃっていました。例えば今日帰って家族に、部活動等で友人に、そして将来、教員になったとき、子どもたちに。「できない」「苦手だ」から「できた!」に変わる瞬間を体験したコース生のみなさんなら、きっとその感動を伝えてくれるだろうと楽しみにしています。