今年の校外学習は、「理化学研究所 計算科学研究機構」と「人と未来防災センター」の見学に行きました。
計算科学研究機構では、世界最高峰のスーパーコンピュータ「京」を見学させて頂きました。部屋いっぱいのコンピュータは圧巻で、生徒たちも非常に関心を持って説明を聞いていました。質疑応答の時間には、計算能力や運用コストにかかわる内容などについて積極的に質問し、情報コミュニケーション科の生徒ならではの一面も見られました。
生徒は普段学習している内容を基礎として開発・運用されているスーパーコンピュータ「京」を見学したことで、これからの学習に対する興味や意欲が高まったのではないかと思います。また、解説の際にiPadを用いて生徒への情報保障を行いました。
人と未来防災センターでは、地震再現VTRをみたり、震災体験者の話を聞いたりして、災害への対応もしっかりと再認識できたようです。展示物の一つ一つを注意深く観覧している生徒も多く、それぞれが、自分の事として震災について学びました。
また、震災をはじめとした大きな災害が起こった際に、どのような対処が必要なのか。自分ができることは何なのか。など、具体的にイメージしながら防災の意識を高めることができたと思います。