専攻科Ⅰ年生は、神戸に行ってきました。
午前中は神戸ハーバーランドから「ファンタジー号」に乗って神戸港内を1周しました。海からの風を受けながら、造船所のドックや、神戸空港、明石海峡大橋など普段とは違う、海からの六甲山や神戸の風景を楽しみました。
その後は、３つのグループにわかれ神戸の街を散策しました。自分たちで目的地を設定し、「集合時間までに神戸市立博物館まで戻ってくること(時間厳守)」、「ポートタワーの前と5階のモニュメントの前で集合写真を撮影(課題の実行)」、「グループの目的地で集合写真を撮影(目標設定)」という校外学習のミッションの攻略を通じて普段の生活圏とは違う場所で自分たちの力で行動することを経験しました。地図、アプリを使って目的地までの電車の時間やルートを調べ、時計と相談しながら食事の時間を調整するなど、社会人となったときに必要な力を身につけるよい機会となりました。グループで協力し合い、和気あいあいと活動していました。
午後からは、神戸市博物館を見学しました。博物館では特別展「松方コレクション展２０１６」を開催しており、川崎造船所の初代社長を務めた松方幸次郎が収集した約1万点にのぼるといわれる美術品の中から、モネ、ピカソなどの国宝級の作品160点を鑑賞しました。1つ1つの作品を眺めながら会場を進み、立ち止まって１つの作品をじっと見つめている生徒もいました。また常設展では、神戸の成り立ちや神戸港の国際交流の歴史が展示されており、「博物館クイズ」のワークシートを使って楽しく学習をしました。
普段は目にすることの少ない芸術作品をじっくりと鑑賞し、秋の神戸の街並みを満喫することのできた一日となりました。
