情報コミュニケーション科 校外学習

今年度の情報コミュニケーション科の校外学習は、「株式会社 内田洋行」と「目で聴くテレビ」に行きました。

内田洋行では、ICT技術を用いた学習環境や企業向けの情報端末などを見学しました。フューチャークラスルーム(未来の教室)では、室内の前面と側面の壁二面が全面ホワイトボード兼スクリーンになっており、さまざまな方向に情報を提示できる学習環境を見学しました。生徒一人ひとりに配布されたリモコンを用いてのリアルタイムでのアンケート集約や、タブレット端末の画面共有など、普段の学習環境との違いに、「だいせんにも欲しい」という声があがりました。

お昼休憩は内田洋行から歩いて15分ほど移動し、難波宮跡公園でとりました。昼食後には写真を撮ったり、鬼ごっこをしたりして、学年を超えて楽しく交流している様子が見られました。

目で聴くテレビでは、番組の制作の流れや、合成技術についての話を聞きました。目で聴くテレビは、阪神淡路大震災での聴覚障がい者の情報阻害のつらい経験をきっかけに開局しました。災害発生時にはNHKの生放送にあわせて、目で聴くテレビがリアルタイム字幕手話放送を行うようです。日常の番組作成の手順についても詳しく説明していただき、とても丁寧に撮影のスケジュールが組まれているということを知りました。クロマキー合成(特定の色を透明に処理し、複数の映像と合成する技術)についての説明を聞いた生徒たちからは、プロの仕事は難しすぎるという感想が多くあがりましたが、合成映像の作品を作ったことがある生徒たちは、細かな作業内容に感心している様子が見られました。

今回の校外学習を通して、生徒たちの情報技術や情報保障への関心を高めることができました。

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