出張講義(追手門学院大学)

10月9日(火)、今年度第2回目の出張講義を実施しました。第2回目は、追手門学院大学 社会学部 加藤源太郎 准教授に、『社会科とはまったく違う社会学』というテーマで、講義をしていただきました。講義では、社会学とはどのような学問かについて、心理学との違いや身近な例を用いてわかりやすく説明していただきました。中でも、進路選択に迷う高校生が多い理由について社会学の観点から考察し、「進路に迷う高校生が非常に多いのは個人の問題ではなく社会の問題である。迷って当然。」という説明がありました。現在進行形で進路について悩んでいる生徒達は、大きくうなずきながら話を聞いていました。今回の講義を聞き、社会学部に興味をもった生徒もいたようです。

今回も手話通訳を行わずにノートテイクとパソコンテイクで情報保障を行いました。2回目ということで少し慣れてきたようでしたが、先生の口を見つつPCの画面(またはノート)を見て、さらにメモをとらなければならない状態に苦戦しているようでした。また、話し言葉を文字に起こすことに時間を要し、どうしても情報が伝わるのに時差が生じてしまい、わかりにくい部分があったようです。そのあたりをどのように克服していくかが今後の課題です。

shutchokogi01.jpg

カレンダー

2024年4月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30