11月21日(水)ライフ・サポート科専攻科3名が「高齢者ケアセンターもずの音」で8時間実習を行いました。
午前中の特別養護老人ホームでは、自己紹介から始まり、自分たちで考えた「テーブルカーリング」を持参しレクリエーションをしました。
試行錯誤して考えた初めてのレクリエーションは、「良かったよ。」という感想をいただき、笑顔で交流を楽しむことができたようでした。
午後からは、まず「背ぬき体験」(ベッドを背上げした時に感じる衣服の摩擦やシワなどの不快感を取り除くため、介護者が利用者の背中をマットレスから離すこと)をしました。
介護される側の立場を経験することで、利用者の目線に立った介護を行うことの大切さを学ぶことができました。
背ぬき体験をした後は、デイサービスにてレクリエーションに参加しました。この日は、ボランティアの方の民謡を見学させていただきました。楽しそうに歌う高齢者の方々の姿を見て、生徒たちも手拍子をするなど一緒に楽しみました。
最後の振り返りと質疑応答では、事前に考えたたくさんの質問に答えていただき、全員が真剣に聞いている様子が印象的でした。
また、「高齢者の方々の笑顔が見れてよかった」「学校で見ることのできない設備を見学できて勉強になった」など、介護職のやりがいを感じるとともに、「来年はもう少しコミュニケーションを取りたい」など、次年度に向けての意気込みも語っていました。