7月13日(月)、専攻科生の希望者二名が堺市にあるベーカリーショップ『プランタン工房』さんに行きました。
お店に近づくとパンのいい香りが漂ってきて、二人ともそれだけで自然と笑顔に。まずはマネージャーの中川様にお店の中を案内していただきました。焼きたてパンが陳列棚にずらっと並べられ食パンだけでも沢山の種類がありました。ふたを閉めないで焼くと山食パンになり、さっくりとした食感が生まれることや1本のバゲットを焼き上げるまでに6時間もかかることなど、商品1つ1つを丁寧に説明して下さり、とても勉強になりました。 また、中川様のお話から、冷凍生地や添加物を一切使わず、からだに優しいパンを作ることへのこだわりなど、ものづくりへの情熱とプロ意識の高さを随所に感じとることができました。
次はいよいよ製パン実習。白衣に着替えて工房へ。優しいスタッフの方々がお忙しいにも関わらず笑顔で迎え入れてくださいました。最初は生地を丸める作業から。見ているだけだと簡単そうに見えるのですが、実際に体験してみると難しい・・・。きれいに丸めるコツを丁寧にご指導していただき、何とか形作ることができました。その後はミニクロワッサンやミニウィンナーロール、そして最後はあの有名なメロンパンの成型まで貴重な体験をさせていただきました。
昼食には焼きたてのパンを沢山ごちそうになり、今日1番のとびっきりの笑顔を見せた生徒たち。1つ1つ丁寧に作られた美味しいパンをじっくり味わっていました。
今回の実習で学ばせていただいたパン作りの極意を今後の授業で活かしていきたいと思います。プランタン工房の皆様、本当にありがとうございました。