田中 美由樹 講師(だいせん聴覚高等支援学校卒業生)
土本 良太 講師(堺ろう学校卒業生)
辰巳 智子 講師(生野高等聾学校卒業生)
3人の先輩が講師に来てくださり、就職を決めるまでの経緯や会社で働いて感じたこと、苦労したこと努力したこと、コミュニケーションの問題や転職に至るまでの決意、仕事のやりがいなど、後輩に伝えたいことを熱心に講演してくださいました。
コロナ感染防止の配慮により、会場に入りきれず会議室でリモート視聴した50名を超える外部の見学の方々も、熱心に講演を傾聴されていました。
生徒たちも、先輩のメッセージをしっかりと受け止めていました。
―生徒の感想より―
「ありがとう等の感謝ができるようになることは、大切だ、という言葉が心に残りました。多くの人々とのつながりを生むことができる、魔法の言葉だなと思いました」
「自分がろう者であることを示すのと、よりよい会話を築くために、手話だけで会話をするという選択をしたと話されていましたが、そうして仕事を30年間もつづけてきたことが、すごいと思いました」
「壁はコミュニケーションである、とのお話し、少しづつ努力していくことで、自分の欠点が少なくなっていくことを学びました。自分も、無表情だと言われるので、治さなければならないと実感しました」
「『将来の計画を立てること』学生のうちに何か一つを計画し、挑戦して達成するとよいというお話しを聞いて、私も、今挑戦する資格があり頑張っています。そして、『仕事を続けること』が大切ともおっしゃっていました。働き始めると、コミュニケーションや仕事内容などの色々な壁にぶつかると思いますが、私もあきらめずにチャレンジして乗り越えたいと思います」
今後の予定
1月27日(木) ●シャープ特選工業㈱の先輩による出前授業(本科2年・3年)
2月10日(木) ●先輩の就職体験を聞く会(専攻科Ⅰ年・Ⅱ年)