8月3日(水)午後からは、「あらいぐま熊本」にて、令和2年熊本豪雨の際に浸水被害にあった写真の洗浄作業を行いました。写真洗浄には、①回収した写真を乾かし写真をはがす ②水で汚れを落とす ③エタノールでさらに写真の汚れを落とし仕上げる ④アルバムに収納しなおす という工程がありますが、その中の②、③の作業を手伝いました。
生徒からは、「写真の「汚れ方」が思っていたものより深刻だった(マーブルになってしまうとは思わなかった)」、「これまでは捨てていると思っていた写真が、洗浄すれば残せると知った」、「写真は、自分からすればただの写真だけど、持ち主からすると大切な思い出であり、顔をきれいに残したり破いたりせずに丁寧に扱うべきものであるとわかり責任が重いと思った」などの感想が聞かれました。また、「洗浄するだけで終わりではなく、持ち主に返すまでが大切ということを学び、持ち主がわからない写真も一部返却できたと聞いてうれしく思った」という感想もありました。