8月3日午前中は、熊本県庁防災センターにて、センターの見学と熊本県初代危機管理防災企画官特別顧問の有浦さんからの防災講話を聴講しました。
震度7の地震というのは、身動きが取れず空中に止まっている感じ、窓ガラスが「ガタガタ」ではなく「ビーン」と鳴り、必ず割れて大けがをするに違いないと覚悟したこと、冷蔵庫や洗濯機がロボットのように動くなど、「恐怖」としか表現できないそうです。
自然は「恵み」にも「脅威」にもなる、だからこそ「脅威(災害)」に対する「備え」が必要であることを学びました。「備え」には、「災害は必ず起きるという覚悟と準備」、「自分の命は自分で守ること」、「事前に助け合うための仕組みを作ること」の3つがあります。
また、防災には3段階(①予防や事前準備 ②応急対応 ③復旧)があること、その中でも①予防や事前準備が一番重要であることを学びました。
最後に、私たちに今できることは何かを話し合い、「「緊急持ち出し袋」が必要なことはわかっているが、何をどこに準備したらいいか具体的にわからない」という意見に対し、「玄関に、家族のものを少しずつ入れたリュックを家族の人数分用意しましょう」と具体的な答えをいただきました。