教育庁ハートフルオフィスです。今回は「非常勤作業員へのインタビュー Part 4」と、「12月と1月の壁面装飾」、また、教育庁ハートフルオフィスの普段の業務の中から「パソコンの整理業務」についてお伝えします。
〇非常勤作業員へのインタビュー Part 4
教育庁ハートフルオフィスで働く非常勤作業員の様子をお伝えするため、リレー方式で非常勤作業員へのインタビューを掲載しています。
非常勤作業員 Dさんへのインタビュー
①教育庁ハートフルオフィスの採用試験を受けたきっかけを教えてください。
高校3年の12月に模擬職場実習に行き、そこの職員さんから教育庁ハートフルオフィスのことを教えていただきました。
その時は、自分に合った職種が分かっていなかったので、教育庁ハートフルオフィスでの業務を通じて、自分に合った仕事を見つけたいなと思いました。そして社会人として求められる力を身につけ、自立した人として就職をめざしたいと思い、採用試験を受けました。
②実際に勤務してみての感想を教えてください。
基本的に事務補助が仕事の中心ですが、事務補助といっても中身は幅広いなと思いました。
私自身、「自分はハサミやカッターナイフを使う作業が得意だ。」と感じていましたが、業務の中で、実際には細かい作業が苦手だと気づきました。アンケート入力や、シュレッダーといった業務が得意です。
また、終礼で行っている1分間スピーチが楽しいです。
③勤務するようになり、高校時代と比べて成長できたと思うことを教えてください。
「学生ではない、仕事をしている社会人だ。」という意識があり、報酬をもらっているので、すべての見方や捉え方が変わり、責任感・使命感を持つようになりました。
例えば、依頼を受けて印刷する研修資料等はお店でいう商品なので、印刷資料の丁合(数種類の印刷物を1枚ずつ順番にとり、1セットの束にする作業のこと)では、受け取る人のことも考えて取り組むようになりました。
④これから、勤務する中でどんな力を伸ばしていきたいか教えてください。
学生時代から私は年上の人を頼りすぎなので、自分で判断して実行する力を身につけていきたいです。ただし、ケースバイケースで相談や確認をすることもあってもよいと思います。
また、業務上で丁寧さを意識しすぎるとペースが遅くなるので、丁寧かつ適切なスピードで仕事に取り組む力をつけ、伸ばしていきたいです。
⑤今後の目標や将来の夢を教えてください。
まずは、目標としている企業に勤めることができるよう、一生懸命がんばります。
そして、目標がかなって就職できたら、周りの方々を支えていくことができるようにがんばりたいです。
他の非常勤作業員へのインタビューは、次回以降に掲載します。
〇12月と1月の壁面装飾
(12月と1月の壁面装飾の写真)
春から数えて4回目の制作ということで、今回の作業では、「締め切りの時間を守って作業をやりきる。」という目標を設定しました。
壁面装飾は、完成までに、パーツ制作のための下調べ、パーツの制作作業、土台となる黒板への取り付け、という3つの工程があります。
制作するパーツの数を絞ったり、効率よく作業を進められるよう作り方を考えたり、作業員一人ひとりが自分なりの工夫を行うことで、設定された時間以内に壁面装飾が完成しました。
教育庁ハートフルオフィスにお越しの際は、ぜひ執務室前の装飾をご覧ください。
〇パソコンの整理業務
(パソコンを操作している様子)
研修でパソコン(Chromebook)を使用した部署からの依頼を受け、使用後の整理業務を行っています。
手順は次の通りです。
①保管庫からパソコンを取り出し、電源を入れる。
②ブラウザで開かれたままのタブページがあれば、すべて閉じる。
③パソコンの電源を切る。
④決められた位置に片付ける。
アンケート入力等、普段の業務で使用しているものとは違うOSのパソコンですが、操作の方法をすぐに覚え、1台ずつ確実に作業を進めています。
(保管庫にシールを貼っている様子)
先日は、保管庫内の整備作業も行いました。
格納するパソコンの通し番号と対応するように、保管庫内の格納位置にラベルシールを貼ります。
貼っているラベルシールは、ラベルライターを使って自分たちで作成したものです。
(ラベルライターでラベルシールを作っている様子)
教育庁ハートフルオフィスでは、非常勤作業員が、業務を通じて就労に必要な力を付けるためのトレーニングをしています。ただいま、教育庁、府立学校対象に、業務を募集中です。依頼をお待ちしています!
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支援教育推進室