教育庁ハートフルオフィスです。今回は「非常勤作業員へのインタビュー Part ７」と、教育庁ハートフルオフィスの普段の業務の中から「図書整理」「封筒修繕」、最後に「令和５年度の実績報告」を掲載します。
〇非常勤作業員へのインタビュー Part ７
教育庁ハートフルオフィスで働く非常勤作業員の様子をお伝えするため、リレー方式で非常勤作業員へのインタビューを掲載しています。
非常勤作業員 Ｇさんへのインタビュー
①教育庁ハートフルオフィスの採用試験を受けたきっかけを教えてください。
高校の進路の先生から、教育庁ハートフルオフィスを紹介していただきました。
先生からお話を伺う中で教育庁ハートフルオフィスの作業内容に興味を持ったので、採用試験を受けました。
②実際に勤務してみての感想を教えてください。
最初は難しいと思う作業がありましたが、取り組んでいくうちにできることが増え、自信が持てるようになりました。
③勤務するようになり、高校時代と比べて成長できたと思うことを教えてください。
作業をしていく中で、できないことができることに変わり、自分に自信を持てたことです。
④これから、勤務する中でどんな力を伸ばしていきたいか教えてください。
細かい作業が苦手なので、苦手な作業をなくせるよう力を伸ばしていきたいです。
特に、パンフレットなどの枚数を数える業務の時に、100以上の数を正確に数えられるようになりたいです。
いま以上に自分に自信を持って、いろいろな作業に取り組んでいけるようになりたいです。
⑤今後の目標や将来の夢を教えてください。
自立した生活を送っていくことができるように、働き続けるための力を伸ばしていきたいです。
しっかりとお金を稼いでいけるようになりたいです。
いろいろな作業を通して、自分に自信を持つことができるようになったＧさん。
初めて取り組む作業等の「できないこと」を、１つずつ「できること」に変えていくことができています。
日々の作業で力をつけるだけでなく、自分の就きたい仕事について考え、希望職種を見つけることもできました。
７回にわたって掲載してきた令和５年度の非常勤作業員へのインタビューは、今回で最後となります。
ご覧いただき、ありがとうございました。
続いて、通常業務の紹介です。
〇図書整理
図書室から依頼を受け、大阪府教育センター図書室内にあるカリキュラムNAViプラザ（愛称：カリナビ）の図書整理を行っています。
（図書整理の様子）
カリナビの図書には、分類番号など、数字が印刷されたシールが貼られています。
整理の際には、そのシールを確認し、番号順になるよう図書を並べ替えています。
カリナビにはたくさんの教科書等があり、１人で作業をするのは大変なので、基本的にペアを組んで作業を進めています。
図書の出し入れをする際には、本が倒れたり、落ちたりしないように、ペアで協力して作業することが重要です。
教職員の方や、教職をめざす学生の方がカリナビを利用しやすくなるように、丁寧に作業しています。
〇封筒修繕
大阪府教育センター各室からの依頼を受け、逓送で使う封筒の修繕を行っています。
（封筒を修繕している様子）
修繕の手順は以下の通りです。
１．古くなった逓送票（宛先を書く用紙）をはがす。
２．封筒の糊付け部分に養生テープを貼る（何度も剥がして使えるように）。
３．封筒の裏（糊付け部分を折り返した時に重なる位置）にも、養生テープを貼る。
４．新しい逓送票を貼り付ける。
依頼によっては１と４の作業がない場合や、４の代わりに個別の宛名を貼り付ける場合もあります。
逓送封筒は大阪府内各所で繰り返し使用されているため、消耗しているものが多くあります。
送る方、受け取る方が、気持ちよく文書をやり取りできるように、修繕作業を行っています。
〇令和５年度の実績報告
令和５年度は、３、４期生の計７人が、教育庁ハートフルオフィスでの勤務に励みながら、一般企業への就労をめざして就職活動を行ってきました。
そして、３期生１人、４期生３人の、計４人の非常勤作業員が、一般企業への就職を決めることができました。
多くの作業依頼を通じて応援してくださった府立学校各校、教育庁各課、大阪府教育センター各室のみなさま、ありがとうございました。
４月には、新たに５期生を迎えます。新しいメンバーと一緒に、また大阪府教育センターの皆さんとともに働きながら、次年度も企業等への就職をめざして日々の業務に励みます。
令和６年度も教育庁ハートフルオフィスをよろしくお願いいたします。
教育庁ハートフルオフィスでは、非常勤作業員が、業務を通じて就労に必要な力を付けるためのトレーニングをしています。ただいま、教育庁、府立学校対象に、業務を募集中です。依頼をお待ちしています！
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支援教育推進室