2020年アーカイブ

 11月26日(木)、市町村指導主事全体会(兼 講演「新しい時代の授業実践のための著作権とそのポイント」)を開催しました。今回、市町村教育委員会はオンライン会議システム「Zoom」の活用、大阪府内の学校管理職は「YouTube Live」によるリアルタイム配信という形式で行いました。  全体会では「新しい時代の授業実践のための著作権とそのポイント」と題し、岐阜聖徳学園大学教育学部 芳賀 高洋 准教...

「授業づくり」のリーダーをめざす長期研修生を募集します!

 令和3年度「小・中学校授業力向上リーダー養成長期研修」受講生の募集を、各市町村教育委員会を通じて行っています。  この研修は、1年間にわたり大阪府教育センターで指導主事と一緒に授業づくりについて研究を進め、作成した授業プランを所属校で実践し、評価、改善を繰り返すことで授業づくりの実力を向上させるとともに、その成果を校内研修や市町村の授業づくりで発信することで、教育課題の解決につなげる研修を企画・...

 12月3日(木)大阪府教育センターにて、新規採用高等学校実習教員研修(第8回)・新規採用支援学校実習教員研修(第8回)を実施しました。  実習教員は、高等学校における理科実験、家庭科実習等において、理科実験の補助・指導や実験器具・薬品等の管理、家庭科実習の補助・指導や実習材料・食材等の管理等を担っています。また、支援学校においては幼児・児童・生徒の自立活動、日常生活訓練に関する指導、自立活動の支...

アセスメントを支援に生かす

 11月12日(木)に支援教育コーディネーター研修(第4回)を実施しました。今回は、「アセスメントの結果を『個別の指導計画』に生かす」をテーマに、幼稚園、認定こども園、小・中学校等、高等学校及び支援学校において、教育相談や地域支援などを担当する「支援教育コーディネーター」の教員が参加しました。 *支援教育コーディネーターとは、保護者や関係機関に対する学校の窓口として、また、学校内の関     係者...

 11月12日(木)、茨木市立白川小学校で新規採用栄養教諭研修(第9・10回)を実施しました。当日は午前中に、白川小学校の先輩栄養教諭の案内のもと給食調理場の見学、茨木市教育委員会学務課職員による講義、給食指導の見学を行いました。午後からは、受講者も給食を喫食したのち、府教育庁 保健体育課指導主事の講義、先輩栄養教諭の実践発表を受講しました。  安全・安心な食事の提供は大前提である学校給食では、...

 大阪府教育センターでは、今春の臨時休業期間以降、府教育庁小中学校課と連携して、小中学生向けの家庭学習や、市町村教育委員会や小中学校等が授業動画を作成する際の支援を目的として、順次、解説動画を作成しホームページ上で配信しています。  この度、「小中学生に向けた家庭学習教材等」の解説動画を更新し、合計17本配信いたしましたのでお知らせします。  いずれも府教育庁が作成した「力だめしプリント」を素材...

小・中学校人権教育研修B(男女平等教育)を実施

 9月16日(水)~10月6日(火)の間、Webにて小・中学校人権教育研修B(男女平等教育)を実施しました。男女共同参画社会の実現に向けて、府内の小・中学校でも多様な男女平等教育の取組みが進められています。しかし、教育する側が意図する・しないに関わらず、学校生活を営む中で子どもたちが学びとっていく、いわゆる「隠れたカリキュラム」をはじめ、依然として多くの課題も残っており、男女平等の観点に立った授業...

教育支援センター便り4 ~11月の活動~

 大阪府高等学校教育支援センター(愛称:ルポン)では、心理的または情緒的原因などにより登校の意思があるにもかかわらず登校できない高校生を対象に「学習支援」や「心理支援」を行い、学校復帰に向けたサポートを行っています。通室生徒の中には、初めての場所や人に対して心理的抵抗や不安を強く感じる生徒もいます。生徒たちの不安や緊張を緩和し、自信が芽生えるよう、様々な人やものと出会える体験活動プログラムを実施し...

府立学校リーダー養成研修(第4回)を実施しました。

 10月9日(金)に「府立学校リーダー養成研修(第4回)」を実施しました。「府立学校リーダー養成研修」は、今後の府立学校を支えていくために、各学校のリーダーとなるための幅広い素養を身に付けることを目的としています。今回の研修の前半は「学校における危機管理の実際」と題して、学校内において緊急の事案が発生した場合に必要な行動等について、リーダーとして自校に必要な対応を実践するために危機管理の具体的な事...

府立学校リーダー養成研修(第3回)を実施しました。

 9月11日(金)に実施した「府立学校リーダー養成研修(第3回)」は、府立学校首席研修Bコースと合同で開催しました。  「府立学校リーダー養成研修」は、今後の府立学校を支えていくために、各学校のリーダーとなるための幅広い素養を身に付けることを目的としています。受講者は学校内でリーダーとして学年団や分掌等のチームを運営したり、これからリーダーとしてチームを構築したりする方々です。今回の研修ではリーダ...

教育支援センター便り3 ~10月の活動~

 大阪府高等学校教育支援センター(愛称:ルポン)では、心理的または情緒的原因などにより登校の意思があるにもかかわらず登校できない高校生を対象に「学習支援」や「心理支援」を行い、学校復帰に向けたサポートを行っています。  「心理支援」では、小集団の中で活動への参加を通して、新しい自分自身を発見し、自己肯定感の向上につながるよう、様々な人やものと出会える体験活動プログラムを実施しています。 今回は、1...

研修における合理的配慮の充実をめざして

 大阪府教育センターでは、これまで聴覚障がいのある受講者への合理的配慮として、講義資料の事前配布や手話通訳者・要約筆記者の派遣を行ってきましたが、今回、新たにShamrock Records株式会社のコミュニケーション支援・会話見える化アプリ「UDトーク」を導入しています。  UDトークの利用により、研修講師の音声やスクリーン上の動画の音声を、受講者の座席に配置したタブレット端末画面にリアルタイム...

新規採用小・中学校事務職員研修(第9回・第10回)

 今年度は、新型コロナウイルスの影響で、これまでWebを活用した研修が続いておりましたが、ようやく本年度採用の小・中学校事務職員が一堂に会した集合型研修を実施しました。  まず、10月8日(木)は、「プレゼンテーション力を高めるために1」と題して、有限会社 関西レディースコーポレーションの長尾 裕子様を講師にお招きし、プレゼンテーションの基本事項の再確認を行ったあと、プレゼン資料の作り方や、伝達力...

 9月24日、府立牧野高等学校でパッケージ研修の全体会が行われました。  同校は前年度からパッケージ研修支援に取り組み組織的な授業改善を行っていますが、4月、5月と休校が続いたこともあり、今年度の研修計画を、研究授業を見学する形式から授業動画を視聴するスタイルに変更しました。  今年度のテーマは「授業力の向上」です。生徒が「わかりやすかった」と思える授業では、教員はどのような動きをしているのでしょ...

 大阪府へき地・遠隔小規模校教育研究会に加盟している次の4つの小学校の取組みを、10月16日(金)より、別館1階ロビーにて紹介しています。 ・茨木市立清溪小学校 ・茨木市立忍頂寺小学校 ・高槻市立樫田小学校 ・和泉市立南横山小学校  大阪府には現在、「へき地」指定の学校はありませんが、以前より、へき地あるいはへき地に準ずる地域の小規模校が集まって、地域の特長をいかした教育の研究を行ってきました。...

病気の子どもの学びの充実をめざして(支援教育推進室)

 今年度の「支援教育実践研修E(病弱に関する内容)」は、9月25日からWebを活用し実施しました。  本研修は、病弱の特性について理解を深めることで児童生徒の個性に対応した指導と支援の方法を考えるきっかけにするとともに、教育現場においてニーズに応じた指導・支援の工夫をされている教員の指導事例を聴く機会を設けることで、実践的な指導力向上に結びつけることを目的としています。  今年度は市町村の小学校支...

 今年度の「支援教育実践研修C(知的障がいに関する内容)」は、9月29日(火)から、Webを活用し実施しました。本研修は知的障がいのある子どもの教育に関する知識や技能を深め、実践的な指導力を高めることを目的としています。  この研修では、和泉市立南松尾はつが野学園 小倉 丈夫 教諭と大阪府立難波支援学校 淺沼 千夏 教諭から「知的障がいのある子どもの理解及び指導の実際」というタイトルでそれぞれ実践...

府立学校人権教育研修B(cコース 在日外国人教育)を実施

 9月9日(水)、長吉高校において、府立学校人権教育研修B(cコース 在日外国人教育)を実施しました。長吉高校では、国際理解教育や多文化共生教育を推進し、大阪のモデルとなる多文化共生の学校づくりをめざした取組みをすすめており、現在、約70名の様々な外国にルーツのある生徒がクラスの仲間として共に学校生活を送っています。今回、こうした環境に参加者が触れることで、外国にルーツのある児童生徒にどのように寄...

「子どもに付けたい力」を見極める

 国語の授業づくりに関する指導力の向上をめざした「小学校『国語』授業づくり研修」を、10月5日(月)に大阪府教育センターで実施しました。  京都女子大学の 水戸部 修治 教授をお招きし、前半は「言語活動を通して資質・能力を育成することをめざした国語科の授業づくり」というテーマで講演していただきました。  小学校3年生の文学的文章を用いた実践の様子を動画で紹介していただきました。子どもたちが、お話を...

 今年度の「支援教育実践研修D(肢体不自由に関する内容)」については、9月24日からWebを活用し実施しました。本研修は、肢体不自由の特性について理解を深めることで、児童・生徒の個性に対応した指導と支援の方法を考えるきっかけにするとともに、教育現場において教育的ニーズに応じた指導・支援の工夫をされている教員の指導事例を聴く機会を設けることで、実践的な指導力向上に結びつけることを目的としています。 ...

 9月11日(金)、Practical English Teaching Seminar Cを行いました。  Practical English Teaching Seminar(通称「PETS」ペッツ)は、「聞くこと」「読むこと」「話すこと(やりとり)」「話すこと(発表)」「書くこと」の5つの領域にわたる生徒の総合的なコミュニケーション能力を育成するための指導法について学ぶことを目的とした研修で...

発達障がいのある子どもの学びの充実をめざして(支援教育推進室)  令和2年9月9日(水)に「支援教育実践研修F(発達障がいに関する内容)」を実施しました。この研修は幼稚園、認定こども園、小・中・義務教育学校、高等学校及び支援学校の教員が対象の研修です。研修の目的は発達障がいのある子どもの教育に関する知識や、技能についての認識を深め、一人ひとりの障がいの状態や教育的ニーズに応じた指導方法や指導内容...

 今年度の「小・中学校リーディング・ティーチャー養成研修」は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から4回にわたりWeb研修として実施していましたが、9月10日、受講者が所属校で実践している取組み成果を持ち寄り、集合研修ならではの自由闊達な議論を通じてミドルリーダーとして果たすべき役割について理解を深めましたので、その様子をお伝えします。  今回の研修は2部構成で、まず前半では、「リーダーシップ...

集合研修 新規採用栄養教諭研修(第8回)

 今年度の新規採用栄養教諭研修(第1~7回)は、授業見学を含めWebを活用した研修が続いていましたが、ようやく9月11日(金)に教育センターに同期が一堂に会し第8回研修を実施しました。今回はその様子をお伝えします。  「栄養教諭」は、近年、食生活を取り巻く社会環境が大きく変化し、食生活の多様化が進む中で子どもの偏った栄養摂取や肥満、朝食欠食など食生活の乱れ、また、食物アレルギーを有する子どもの増...

 令和2年9月7日(月)「支援教育実践研修B(聴覚障がいに関する内容)」を実施しました。今回の研修では、聴覚障がいの特性について理解を深め、指導と支援の方法を考えるために、聴覚支援学校の教員及び日本補聴器販売店協会の理事による講義を通して、それぞれの立場の視点からの聴覚障がいのある子どもへの指導・支援について学びを深めました。  前半は、府立堺聴覚支援学校 窪田 裕美 教諭に、聴覚障がいのある...

 令和2年9月3日(木)、視覚障がいのある子どもの教育に関する知識や技能を深め、実践的な指導力を高めることを目的に、「支援教育実践研修A(視覚障がいに関する内容)」を実施しました。支援教育推進室が担当する研修では、今年度初めてとなる参集型研修です。前半は府立大阪北視覚支援学校の渡邊史子指導教諭から「視覚障がいのある子どもの理解及び指導の実際」をテーマにご講義いただき、後半は日本ライトハウス情報文化...

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、校内研修が開催できない状況が続いていましたが、ようやく今年度のパッケージ研修支援の取組みがスタートしました。  今回は、今年度からパッケージ研修支援に取り組み組織的な授業改善を行っている、府立堺上高等学校の第1回全体研修会の様子を紹介します。  まず、全体研修では『新しい学習評価の考え方・進め方(指導と評価の工夫・改善)』をテーマに、指導主事が講師となり、...

教育支援センター便り2 ~9月の活動~

 大阪府高等学校教育支援センター(愛称:ルポン)では、心理的または情緒的原因などにより登校の意思があるにもかかわらず登校できない高校生を対象に「学習支援」や「心理支援」を行い学校復帰に向けたサポートを行っています。「心理支援」では活動の一環として、一人ひとりの生徒が自分の思いを言葉で表現できるよう「自己表現ワーク」を採りいれており、今年度はICTを活用した体験学習活動にも取り組んでいます。...

 大阪府教育センターでは、授業改善をリードする役割を担う市町村指導主事が、所管の学校の校内研究に関与したり、具体的な研修等を実施したりするために必要な実践的指導力の向上を図ることを目的に「市町村指導主事学習会」を実施しています。  5月の「指導のポイント」の資料配布、7月の学識経験者によるWebでの講演に続き、9月4日(金)には「算数・数学」、9月7日(月)には「国語」の学習会をビデオ会議システム...

コロナ禍の影響でスタートが大幅に変更となったパッケージ研修支援が、ついに動きはじめ、研修を希望された各校では精力的に様々な取組みが行われています。  今回は組織的な学校改善・授業改善の取組みに着手している府立大正白稜高等学校の第1回全体研修会の様子を紹介します。  同校は、総合学科設置校として3年間の学校生活を通して身に付けさせたい4つの力(「考える力」、「チームで働く力」、「創造する力」...

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、校内研修が開催できない状況が続いていましたが、ようやく今年度のパッケージ研修支援の取組みが始まりました。  9月1日(火)、府立箕面東高等学校において、第1回の全体研修会を行いました。同校は今年度からパッケージ研修支援に取り組み組織的な授業改善を行っています。  今年度のテーマは「新学習指導要領における学習指導と評価」についてです。高等学校では令和4年度入...

 大阪府教育センターで毎年実施している「小・中学校リーディング・ティーチャー養成研修」について紹介します。  本研修はこれからの学校経営を組織的に支えていく人材として必要な資質・能力や指導力の向上を目的に、府内各市町村教育委員会の推薦を受けた教員を対象に行われるものです。  今年度は年間6回にわたって、以下のテーマでの講義・演習を行っていきます。 第1回 「大阪府の教育課題」「学校組織の活性化に...

 「府立学校リーダー養成研修(第2回)」は、府立学校首席研修Aコースと合同でWeb配信により実施しました。 研修は「学校組織マネジメント-ミドルリーダとしての役割-」をテーマに、兵庫教育大学 浅野 良一 教授にご講義いただいた内容を受講生に配信しました。  講義は第1章「学校組織マネジメントの着眼点」、第2章「学校のビジョンの理解・浸透・共有」、第3章「学校の内外環境の分析と特色づくり」、第4章「...

 8月21日(金)大阪府教育センターにて感染予防策をとりつつ初任者・新規採用者研修として今年度初めて新規採用養護教諭研修(第7回)を実施しました。  近年、グローバル化や情報化の急速な進展により、社会が大きく変化するなかで、児童生徒を取巻く状況の変化や多様化・複雑化した課題への対応が求められています。  とりわけ、養護教諭は児童生徒の健康相談において身体的な不調の背景にあるいじめや不登校、虐待等に...

対面型研修だからこそ学べること

 8月5日(水)、府立学校実習教員研修Aを実施しました。この研修は、実習教員が担当教科・科目に関する基礎知識を学んだり、実験・実習を効果的かつ安全に行うための工夫や準備についての理解を深めたりして、実習職員としての資質と能力の向上を図ることを目的としています。当日の研修は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、3密を避けるため、研修会場の収容人数を定員の半分にするほか、消毒薬の設置や換気等...

図書室へお越しください

 大阪府教育センター図書室は、日本図書館協会策定の「図書館における新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」等に基づき開室しております。府教育センターで開催する研修に参加される際には、ぜひ図書室にもお越しください。  正面玄関にある展示ケースに、図書室に所蔵している資料の一部を紹介しています。今回、「海のいきもの」の制作やレイアウトは、今年4月に開設したハートフルオフィスで就労に向けたスキルアッ...

Web研修での授業見学

 新規採用栄養教諭研修(第3回)は、岸和田市立旭小学校へ訪問し、研究授業を参観する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、Web開催となりました。  そこで、旭小学校において、6月26日(金)に4年3組担任と栄養教諭による社会科と連携した食育の授業の様子を撮影したものを7月3日(金)から動画配信しました。動画では、子どもたちが普段から給食で食べている「泉州たまねぎ」を教材にした授...

子ども理解と関係機関の連携

 令和2年7月28日(火)「支援学校初任者研修 第11回、新規採用支援学校実習教員研修 第6回」の研修動画をWebアップしました。今回の研修では、学校と関係機関の連携の在り方について理解を深めるために、作業療法士と大阪府立砂川厚生福祉センター職員の講義を通して、それぞれの立場の視点からの子ども理解について学びを深めます。  前半は、作業療法士 丹葉 寛之 先生に、児童生徒の活動や参加の困難さの原...

指導主事としての学びを深める学習会

 大阪府教育センターでは、市町村指導主事が、各校での授業改善を推進したり、具体的な研修等を実施したりするための実践的指導力の向上を目的として、「市町村指導主事学習会」を実施しています。  7月13日(月)には、京都大学大学院教育学研究科 西岡 加名恵 教授を講師としてお招きし、講演いただきました。今回の学習会では、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、初めてビデオ会議システムを用いて実施しま...

令和2年度府立学校リーダー養成研修がスタートしました

7月3日(金)、今年度の「府立学校リーダー養成研修(第1回)」を実施しました。 この研修は、今後の府立学校を支えていくために、各学校でリーダーとなる人材が幅広い素養を身に付けることをねらいとしており、年間を通じて計5回の研修を予定しています。対象者は、教職経験が5年以上の教諭・養護教諭・栄養教諭及び首席・指導教諭・指導養護教諭・指導栄養教諭で、今年度も多くの受講者が参加しています。 今回の研修で...

より良い授業の実現のための模擬授業

   学校では6月15日以降、新型コロナウイルス感染症拡大防止への対応等でさまざまな配慮をしながらも、通常の「授業」が始まっています。本年度は、「普段通りの学習活動が難しいな」と感じながら、子どもたちの資質・能力を育むための授業づくりに創意工夫されている先生方が多いのではないでしょうか。  本年度の小学校授業力向上リーダー養成長期研修生も同様です。小学校3年生の「あまりのあるわり算」での授業を構想...

 大阪府には現在「へき地」指定の学校はありませんが、以前より「へき地」あるいは「へき地に準ずる」地域の小規模校が集まり、地域の特色を生かした教育の研究を行ってきました。現在、大阪府へき地・遠隔小規模校教育研究会に加盟している小学校は、下記の4校です。 ・茨木市立清溪小学校   ・茨木市立忍頂寺小学校 ・高槻市立樫田小学校   ・和泉市立南横山小学校  大阪府教育センターでは、これら4校が参加するへ...

より良い研修になるように

 現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点に加えて学校園等での幼児・児童・生徒への様々な対応が予想されることから、大阪府教育センターの主催する研修がWeb開催となったり、延期、中止などになっています。  こうした状況にあっても、それぞれの学校園では、新しい生活様式を取り入れ、幼児・児童・生徒に寄り添いながら、授業等を本格的に再開し、日々、奮闘されていることと思います。   大阪府教育センターで...

令和2年度「通級による指導担当教員研修」

令和2年6月12日「通級による指導担当教員研修 第1回」の講義をウェブアップしました。今年度は大阪府教育庁支援教育課支援学級グループによる「通級指導教室の現状と課題」と特別支援教育士スーパーバイザーの山田 充 先生による「通級指導教室における指導の実際」という2つの講義がありました。前半の講義では通級指導についての基礎基本や、大阪府における通級指導教室の現状などが、グラフ等を使って分かりやすく解説...

 府立八尾北高等学校は、146番目の府立高校として、昭和58年(1983)に八尾市柏村町の旧八尾市立清友(せいゆう)高等学校跡の仮校舎で、授業を開始しました。その間、八尾市萱振町(かやふりちょう)7丁目に用地を取得し、本校舎の建設を計画しました。ところが、校舎建設に先立って埋蔵文化財の試掘調査が昭和57年(1982)12月に実施されると、溝や柱穴・足跡などの遺構が検出され、多数の弥生土器も出土した...

教育庁ハートフルオフィス

令和2年度より、教育庁ハートフルオフィスが開設されました。 ☆4月15日 任命式がありました。 令和2年度 教育庁ハートフルオフィス 初代スタッフ4名でスタートです。 これから、教育センターでの業務(逓送便の各室への配達、コピーや教材準備、アンケー ト入力、宛名ラベルの印刷、文書の封入、園芸作業など)を通して、就労に必要なスキ ルを身に着けます。 大阪府教育センター附属高校での業務 ☆大阪...

教育支援センター便り1 ~開室準備をしています~

大阪府高等学校教育支援センターでは、現在、今年度の生徒を迎えるための開室準備を行っています。 教育支援センターでは心理支援の一環として様々な体験活動を行っています。中でも外気に触れる活動は、通室生徒たちにとって心身のリフレッシュに繋がる大切な時間となります。昨年度4月に教育センター5階に移転してからは、中庭を利用して、園芸ワークとして植物の世話をしたり、軽運動を行ったりする活動を積極的に取り入れて...

小冊子「クラス・学級集団づくりガイドブック」の活用を

 人権教育研究室では、令和元年度、「人権が尊重された学級集団づくりの在り方について」の調査・研究を進めてきました。その成果物として、すべての校種において、経験年数の少ない教職員が集団づくりに取り組む際に知っておくべき事柄を、12ページの小冊子「クラス・学級集団づくりガイドブック」としてまとめました。  STEP1では集団づくりの意義や在り方、STEP2では日常的な集団づくりの取組み内容、STEP3...

 「主体的・対話的で深い学び」の視点での授業改善が、先生方の教育課題の一つとなって久しいですが、皆さんはどのような授業の工夫をしていますか。特に「深い学び」のイメージが捉えにくいと苦戦されている先生方も多いのではないでしょうか。  令和元年度、大阪府教育センターでは『「深い学び」をもたらす授業デザイン―学びの質の改善に向けて―』をテーマに、調査研究を行いました。高等学校の9名(9教科)の先生方の協...

支援の必要な子どものための授業づくりガイドブック

 令和2年3月、2年にわたり行ってきた調査・研究事業の成果物として、「支援の必要な子どものための授業づくりガイドブック」を大阪府教育センターWebサイトにアップロードしました。このガイドブックは、特別支援学校学習指導要領・教育要領の内容に基づき、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善について、理論編と実践編に分けて解説をしています。                            ...

「幼児教育アドバイザーガイドブック」を作成しました

 大阪府幼児教育センターは、大阪府の幼児教育の拠点として、幼児教育推進指針を踏まえ、幼児教育の主たる担い手である市町村や設置者の理解と協力を得ながら、幼児教育に携わる教職員の資質の向上や、幼児教育と小学校教育の円滑な接続など、幼児教育の振興・充実に向けて取り組んでいます。  その取組みの1つとして、幼児教育アドバイザー育成研修(年間9回)を実施しています。「幼児教育アドバイザー」とは「幼児教育の専...

授業力向上リーダー養成長期研修のスタート

 令和2年度の小学校授業力向上リーダー養成長期研修が始まりました。今年度は、3名の受講生が国語、算数の授業づくりについて研究を進めていきます。  各受講生は、今後所属校である実践フィールド校で授業をしながら、学習指導要領で示された「資質・能力」を育むための学習活動の具体や、子どもたちの学習の状況を見取り、指導に生かす授業の在り方などについて研究します。  4月から研修が始まり、現在、受講生は改めて...

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