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へき地・遠隔小規模校の特性をいかした取組みを紹介しています。

 大阪府へき地・遠隔小規模校教育研究会に加盟している次の4つの小学校の取組みを、10月16日(金)より、別館1階ロビーにて紹介しています。

・茨木市立清溪小学校

・茨木市立忍頂寺小学校

・高槻市立樫田小学校

・和泉市立南横山小学校

 大阪府には現在、「へき地」指定の学校はありませんが、以前より、へき地あるいはへき地に準ずる地域の小規模校が集まって、地域の特長をいかした教育の研究を行ってきました。また、本センターでは毎年、へき地等学校教職員研修を実施しています。

 いずれの学校も大阪府周緑を取り巻く豊かな自然に恵まれた山間地にあり、その環境を最大限に活かす学習活動を取り入れることで、地域の豊かな自然や、先人たちの生活の知恵に触れ、地域への愛着や誇りを育みながら、子どもたちが成長していく様子が紹介されています。

 今回の展示では、昭和55年にPTAや地域の方々の協力を得て始まり連綿と続く南横山小学校の炭焼き学習の様子や、Zoomを使い北海道や沖縄の学校との交流学習を行った忍頂寺小学校の子どもたちのコロナウイルス感染症の不安を吹き飛ばすような笑顔、清渓小学校の子どもたちが地域の農家の人に教えてもらいながら毎日口にするお米づくりに格闘する様子を記録した稲の生長日記等を展示しています。また、樫田小学校では、「しいたけ栽培」、「草木染め」、「東掛川の観察」といった学年を越えた四季折々の行事の紹介に加えて、子どもらしい感性をいきいきと表現した俳句は思わずうなってしまうほどの出来栄えです。そのほかにも読書の取組み、俳句等、へき地・遠隔小規模校ならではの豊かな地域の資源を生かした各校の取組みがたくさん紹介されています。

 展示期間は12月31日(木)までです。大阪府教育センターにお越しになられた際には、是非とも、別館1階にお立ち寄りのうえ、自然の中で輝く子どもたちの笑顔に触れてみてください。                              (企画室)

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