子ども理解と関係機関の連携

 令和2年7月28日(火)「支援学校初任者研修 第11回、新規採用支援学校実習教員研修 第6回」の研修動画をWebアップしました。今回の研修では、学校と関係機関の連携の在り方について理解を深めるために、作業療法士と大阪府立砂川厚生福祉センター職員の講義を通して、それぞれの立場の視点からの子ども理解について学びを深めます。

 前半は、作業療法士 丹葉 寛之 先生に、児童生徒の活動や参加の困難さの原因を様々な側面からお話しいただき、児童生徒の日常生活における困難さをどう見ていくかを作業分析の視点からお話しいただきました。児童生徒の持っている力や作業課題、環境要因の作業分析のから児童生徒理解について学ぶとともに、学校生活で見られる具体的な困りごと、例えば鉛筆の持ち方やはさみの使い方などに対する具体的な支援方法について学びます。

 後半は、大阪府立砂川厚生福祉センター自立支援第一課いぶき 晒 周平 総括主査から、強度行動障がいが引き起こされる要因や、「ことばを聞いて理解することが苦手」「全体をとらえて関係性をつかむことが苦手」などの知的障がいや自閉症スペクトラム障がいを併せ有する児童生徒の特性を正しく理解し、適切に支援することの大切さを学びます。

 この研修を通して、関係機関と連携し支援していくことで、児童生徒に対する理解がより深まることを期待しています。                            (支援教育推進室)

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