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学校に「何を」「どのように」伝えるのかを考える(市町村指導主事学習会)

 大阪府教育センターでは、授業改善をリードする役割を担う市町村指導主事が、所管の学校の校内研究に関与したり、具体的な研修等を実施したりするために必要な実践的指導力の向上を図ることを目的に「市町村指導主事学習会」を実施しています。

 5月の「指導のポイント」の資料配布、7月の学識経験者によるWebでの講演に続き、9月4日(金)には「算数・数学」、9月7日(月)には「国語」の学習会をビデオ会議システムを活用して実施しました。

 今回の学習会では、学習指導要領の全面実施をふまえた「資質・能力の3つの柱」や学習評価の在り方の確認をするとともに、全国学力・学習状況調査を活用することで日々の授業改善にどのようにつなげていくか、ビデオ会議システムの特長を活かした演習や交流を交えて理解を深めました。

 参加者からは、「学習指導要領における『主体的に学習に取り組む態度』の評価について、学校にどう伝え、どのように取り組んでいるかなど他市町村との交流をとおして情報交換ができた。」、「評価の在り方と、全国学力・学習状況調査の活用方法について学ぶことができたので、今後の研修の中で、各校に届けていきたい。」などの感想がありました。

 また、ビデオ会議システムを活用した研修に対しては、「グループ協議では、さまざまな参加者とフレキシブルに意見交換できるなど、ビデオ会議の良さを実感できた。」、「今後、オンラインでの研修の導入も想定される中、研修主催者としていい経験になった。」という意見がありました。

 子どもの成長を育むために、学校に対し、「何を」「どのように」伝えていけばよいのかを学ぶだけでなく、今後の研修の在り方についてもビデオ会議の体験を通じ新たな発見を得る機会となりました。

                                   (小中学校教育推進室)

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