より良い授業の実現のための模擬授業

 

 学校では6月15日以降、新型コロナウイルス感染症拡大防止への対応等でさまざまな配慮をしながらも、通常の「授業」が始まっています。本年度は、「普段通りの学習活動が難しいな」と感じながら、子どもたちの資質・能力を育むための授業づくりに創意工夫されている先生方が多いのではないでしょうか。

 本年度の小学校授業力向上リーダー養成長期研修生も同様です。小学校3年生の「あまりのあるわり算」での授業を構想するために、大阪府教育センター指導主事と模擬授業を実施しました。模擬授業で検討した内容は、「あまりのあるわり算」の計算結果を子どもたちが日常生活にどう生かしていくかを考える数学的活動についての授業展開でした。また、数学的活動を通して、どのように子どもたちの思考を育むのか、子どもと子どもの考えをつなぎ、より深い学びへと導くためにどのような言葉がけをすればよいのか、どのような手だてが効果的なのかなどについても検討しました。

 今後、長期研修生は、模擬授業で検討したことを、所属校での授業において実践していきます。そして、授業終了後における子どもたちの変化はどうだったか、ねらい通りの効果をあげることができたのかを振り返ることで、さらに授業を充実させていきます。その成果については、今後、『小学校授業プラン集』として、府内全体の授業改善、授業づくりのヒントとしてお示しする予定です。

                                   (小中学校教育推進室)

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