7月3日（金）、今年度の「府立学校リーダー養成研修（第1回）」を実施しました。
この研修は、今後の府立学校を支えていくために、各学校でリーダーとなる人材が幅広い素養を身に付けることをねらいとしており、年間を通じて計５回の研修を予定しています。対象者は、教職経験が５年以上の教諭・養護教諭・栄養教諭及び首席・指導教諭・指導養護教諭・指導栄養教諭で、今年度も多くの受講者が参加しています。
今回の研修では、前半に大阪府教育庁教職員室副理事と府立天王寺高等学校長から、リーダー養成研修の趣旨や学校運営の中でミドルリーダーとして求められる役割について、自らの体験を交えた話が披露され、興味深そうに頷いたり、熱心にメモを取る受講者の姿が見られました。
後半は前半の講義を受けて、リーダーシップを発揮するに当たり、身に付けるべき力について個人ワークとグループワークを行いました。
参加した受講者からは、「今日の研修では、たくさんのヒントをいただきました。自らこの先のことをどのように捉え、学校運営に携わっていくことができるのか、改めて考える機会となりました。」、「学校組織としての考え方、見方を学ぶことできました。自分はあまり関係ないと感じていましたが、自分たちの年齢の教員がリーダーとしてやっていかないと学校全体が動いていかないのだということがわかりました。」、「学校運営を円滑に行うためにマクロ的な視点と、各教員一人ひとりが力を発揮できる仕組みづくりなど、考えなければならない視点に気づかされた有意義な研修でした。」、「多くの研修がWeb開催の中で、集合型で他校の先生と意見交換できたことは、非常に良かった。」等、これからの学校運営について積極的に参画しようとする受講者の声が寄せられました。
引き続き、大阪府教育センターではこうした受講者の声を踏まえ、研修の内容の充実に努めていきます。
（学校経営研究室）