大阪府高等学校教育支援センターでは、現在、今年度の生徒を迎えるための開室準備を行っています。
教育支援センターでは心理支援の一環として様々な体験活動を行っています。中でも外気に触れる活動は、通室生徒たちにとって心身のリフレッシュに繋がる大切な時間となります。昨年度４月に教育センター５階に移転してからは、中庭を利用して、園芸ワークとして植物の世話をしたり、軽運動を行ったりする活動を積極的に取り入れてきました。より広いスペースで活動できるようにと、今回の学校臨時休業期間を利用して中庭の整備を行いました。
昨年10月に教育センター職員を対象にキャリアワークの一環として「模擬販売体験」を実施し、生徒たちの手作りの品を販売しました。先日、その折に生徒たち自身が挿し芽をしてそだてたカランコエを購入した方から、「きれいに咲いたよ」と花の写真をいただきました。新しい環境で冬の寒さを乗り越えてきれいに咲いたこの花のように、生徒たちも新しい環境に根付いてほしいと願っています。
今年度の教育支援センターの開室は、学校臨時休業期間明けを予定しています。 休業期間が長引く中で、登校再開に向け不安を抱える生徒がいることが予想されます。気になる生徒について教育支援センターでも相談を受け付けていますので、どうぞお問い合わせ・ご相談ください。
（教育相談室 大阪府高等学校教育支援センター）