みなさんは、教育センターに大型望遠鏡を備えた天体観測室があることをご存じでしょうか。
この観測室を活用して、令和6年1月19日(金)に、府立学校の教員を対象とした天体観望会を実施しました。
当日はやや雲が出る予報でしたが、観望開始時には雲が切れ、無事に星空を観察することができました。
最初に、望遠鏡の使い方や天体の観察方法について確認した後、参加者全員で天体観測室に移動しました。教育センターの観測室には、直径50cmの反射望遠鏡などがあります。これらを使って、土星、月、木星、オリオン大星雲などを、順に観察しました。
土星の美しい輪や月のクレーターはもちろん、木星とガリレオ衛星とよばれるいくつかの衛星もはっきりと観察することができました。また屋上でも、一般的な赤道儀式の望遠鏡を使って、思い思いの星を見ていただきました。
参加者の方々からは、「夏の空も観てみたいです。」「自動で動く望遠鏡に魅力を感じたので、自校の天文部の生徒にもぜひ見せてあげたいと思った。」といった感想をいただきました。
天体観望は、普段は意識することがない宇宙の姿を間近に感じることができる、とても貴重な機会です。今回の観望会に参加された方々には改めて、宇宙の奥深さを感じていただけたのではないかと思います。
教育センターでは今後もこのような機会を設けていきますので、興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。