教育庁ハートフルオフィスです。今回は「非常勤作業員へのインタビュー Part 6」と、教育庁ハートフルオフィスの普段の業務の中から「備品の移動」「データの印刷」についてお伝えします。
〇非常勤作業員へのインタビュー Part 6
教育庁ハートフルオフィスで働く非常勤作業員の様子をお伝えするため、リレー方式で非常勤作業員へのインタビューを掲載しています。
非常勤作業員 Fさんへのインタビュー
①教育庁ハートフルオフィスの採用試験を受けたきっかけを教えてください。
在籍していた高校の先生から、教育庁ハートフルオフィスを紹介していただきました。
就きたい仕事を見つけ、そこに就職して働く力を付けるために、採用試験を受けてみようと思いました。
②実際に勤務してみての感想を教えてください。
自分に向いていると感じる作業がいくつも見つかり、その経験から、就職してみたいと思う仕事が増えていきました。
③勤務するようになり、高校時代と比べて成長できたと思うことを教えてください。
高校時代は自分の趣味に携わる仕事がしたいと思っていましたが、教育庁ハートフルオフィスでいろいろな作業を行う中で、自分の特技を生かせる仕事に就きたいと思うようになりました。
④これから、勤務する中でどんな力を伸ばしていきたいか教えてください。
就職につながる力が伸びるように、普段の仕事への意欲をより高めていきたいです。
⑤今後の目標や将来の夢を教えてください。
自分の特技(長時間集中して、細かな作業に取り組めること)を生かせる仕事に就きたいです。
教育庁ハートフルオフィスでの作業を通して、自分の特技に気づいたFさん。
特技を生かせる作業の際は、「これは得意な作業です!」と言葉にしながら、集中して取り組んでいます。
仕事に対する意識も変わり、趣味に携わることよりも特技を生かして働きたいと考えるようになりました。
そのため、就きたい仕事をより具体的に考えられるようになっています。
他の非常勤作業員へのインタビューは、次回以降に掲載します。
〇備品の移動
主に総務課からの依頼を受け、大阪府教育センター内の備品の移動や点検を行っています。
移動させる備品は、机やイス、ソファ、ショーケース等、多岐に渡ります。
(机の確認と搬出を行っている様子)
また、机や椅子の点検では、天板や側面、キャスター部分に破損がないか、非常勤作業員どうしで協力して、確認を行っています。
上の写真は、破損した机を研修室から搬出している様子です。
移動させた備品を廃棄するために、解体等の作業を行うこともあります。
(机を移動する様子)
備品を移動させる際には、安全のために手袋を着用しています。
移動させる物に合わせて、持ち方を変えたり運ぶ人数を調整したりと、運び方にも工夫をしています。
(エレベーターに机を乗せる様子)
エレベーターを使って備品を移動させる際には、周囲の人や物にぶつからないよう、慎重に作業を進めています。
エレベーター奥の壁には鏡があるので、鏡を傷つけたり割ったりすることがないように、特に気を配っています。
(机からキャスターを取り外す様子)
廃棄することになった机からは、再利用できるキャスターを取り外します。
キャスターを取り外す際には、指導員の指示を聞きながらレンチを使用して作業を進めます。
〇データの印刷
(パソコンからデータを印刷している様子)
支援教育推進室からの依頼を受け、パソコン内のデータを印刷する作業を行っています。
印刷すべきデータのリストを確認しながら、印刷作業を進めます。
印刷する資料がA4用紙1枚に収まるように印刷の設定を変更したり、2種類のデータを1枚の用紙の表裏に印刷したりと、工夫して印刷しています。
印刷した資料は、付箋を使ってわかりやすく整理し、ファイルに綴じています。
教育庁ハートフルオフィスでは、非常勤作業員が、業務を通じて就労に必要な力を付けるためのトレーニングをしています。ただいま、教育庁、府立学校対象に、業務を募集中です。依頼をお待ちしています!
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支援教育推進室