5月31日(木)春日丘高等学校(定時制)全体研修

全体研.jpg   ワークショップ.jpg

      全体会の様子         熱心にワークショップに取り組む様子

 

打合せ.jpg

     授業者との打合せ

 

 

5月31日(木)、春日丘高等学校(定時制の課程)において校内全体研修をかわきりにパッケージ研修が始まりました。春日丘高校では今年度、確かな学力の育成に向け、年3回研究授業を実施するとともに、各教員が相互に年間に10回授業を見学するなど、授業改善に取り組まれています。

 

全体研修の冒頭で、小嶋准校長は学校における人権教育推進に向け、充実した授業を行うことが生徒一人一人の「教育を受ける権利の保障」につながると強調されました。その後、講師である大阪府教育センターの指導主事が、春日丘高校の授業スタンダードを確立することをねらいとして、今求められる学力観やそれに基づく授業づくりの在り方について講義しました。

研修の後半では、春日丘高校の授業アンケートの項目から、「興味が深まり、わかる、できるという実感がある」「前向きに授業に取り組んでいる」「授業に満足している」の3つの項目を抽出し、これらにおいて肯定的な回答を増やすためには各教科に共通してどのような指導上の留意点が必要かを、小グループに分かれ話し合いました。その結果、①生徒としっかりとコミュニケーションがとれているか、②授業の導入で本時の目標が提示されているか、③具体的な生活体験に結びつけているか、④まとめプリント等を活用して「できた」実感を与えているか、⑤生徒のよかったところを肯定的に評価しているかなど、教科の専門性を超えて授業を見る視点が確認できました。春日丘高校では今後、情報科と地歴公民科を中心に校内全体でパッケージ研修が進められます。