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刀根山高等学校パッケージ研修 研究授業及び研究協議

【研究授業】

 1126日(水)6時限目3年8組で国語「現代文」の研究授業が実施されました。

昨年度に引き続き、刀根山高等学校では「「わかる」「できる」という実感を与え、学習意欲を高める」授業づくりを目標にして取り組んでいます。

村上春樹「七番目の男」を扱った研究授業は、表現に即して、文章に描かれた人物、情景、心情を的確に読みとることをめざしたものでした。導入時に本時の目標を黒板に書いて明示し、展開ではグループ活動を取り入れて、生徒の思考を深めるような授業展開になっていました。主体となって活動する生徒たちの生き生きとした表情が印象的な授業で、発表の場面でも内容をしっかりと的確に読み取った発言がめだっていました。

刀根山高等学校の目標に沿った、意欲を高める研究授業になっていました。

 

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【研究協議】

 研究授業に引き続いて、会議室で研究協議が実施されました。

指導主事によるパッケージ研修の目的や「めざす授業像」の確認及び研究協議の趣旨説明の後、授業者が振り返りを行いました。グループ活動を取り入れたアクティブな学習を行う意義が確認できたことなどが述べられました。出席者による意見交換では、指示の仕方やグループの組み方についてなど、理解を深めながら、意欲を高めるための授業のあり方についての活発な話し合いが行われました。最後に学校長が刀根山高校での2年間にわたったパッケージ研修の成果の活用と、教員による今後の自主的な研究授業体制の確立についてまとめの言葉を述べました。

刀根山高等学校のめざす授業を実現していくための具体的な取組が、全教科の取組へと発展していくことが期待できる研究協議になりました。