6月14日(木)富田林高等学校 全体研修

 

 

富田林1.jpg    富田林2.jpg

    ワークショップの様子         各グループからの発表

 

614日(木)、富田林高校で第1回目のパッケージ研修を行いました。同校は平成21年度から平成23年度にかけて文部科学省から学力向上実践研究推進校として指定を受けて確かな学力を育む取組をしてきました。また、公開研究授業を実施するとともに、全教員が授業の課題を共有化するための「授業改善ノート」を活用した取組を進め、その課題を解決するためにプロジェクトチームを立ち上げて分析を行っています。平成22年度にはより高度な授業を展開し、全人格的な発達をめざす「Human Development 専門コース」を立ち上げ、生徒や地域のニーズに応えようとしています。

 

そのような様々な取組をしている富田林高校でさらなる授業改善に向けて、パッケージ研修の取組が始まりました。3年目を迎える国語科の教員を中心に進めて行きます。研修の前半では全国の子どもたちを取り巻く状況や課題、これからのめざす授業の在り方等を大阪府教育センターの指導主事が話しました。後半は「富田林高校の授業の課題」そして、その課題を解消すべく「富田林高校がめざす授業」といった観点でワークショップを行いました。参加された大勢の教職員は皆、熱心に話し合われ、その中から出てきた結論としては一方通行型の授業ではない双方向型の授業により、豊かな人間性と受験に対する学力も同時につくような授業の在り方をめざすという非常に崇高なものとなりました。富田林高校の今後の実践がとても楽しみになってきました。