10月23日(水)八尾高等学校 研究授業、研究協議

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                 研究授業の様子

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        授業観察シート               研究協議の様子

10月23日(水)、八尾高校で研究授業及び研究協議が行われ、パッケージ研修が終了しました。7月8日(月)の全体研修会、9月18日(水)の授業見学、10月17日(木)の事前授業を経て、この日を迎えたのです。

全体研修会では、八尾高校がめざす「生徒の学習意欲を高める授業」を行うために、指導主事が学力の課題や生徒主体の授業の在り方について講義した後、授業の工夫についてグループ討議を実施。「生徒に考えさせる時間を十分にとる」「生徒同士に教え合わせる」など、授業の中で生徒の活動をどう確保するか、具体的でユニークな提案が多数報告されました。これをもとに、授業観察シートの作成に取り掛かるとともに、授業者による授業改善へのチャレンジが始まりました。

授業者がまず工夫したのは、本時の目標・流れを板書で示すこと。そのことで生徒の顔が上がったと実感した授業者は、次に、生徒に考えさせる機会を設け、考えさせる時間を使って机間指導による個別支援をするよう工夫をしました。従前からの生徒への発問の多い授業スタイルに磨きがかかり、生徒のもつ既存の知識や興味・関心に配慮しながら、八尾高校の授業スタンダードの方向性を示す研究授業が実現しました。

研究協議は首席が司会進行をしました。研究授業に間に合わせて作成された授業観察シートをもとにグループ討議を行うことで、教科を超えた研究協議が実現しました。

授業観察シートは10月28日(月)からの授業相互見学週間で早速活用されるとのこと。授業改善における校内研修体制の構築には、授業観察シートの作成が肝であることを実感できたパッケージ研修でした。