9月18日(水) 芦間高校 研究授業

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9月18日(水)、芦間高等学校において研究授業が開催されました。数学Ⅰ少人数展開のクラスを対象に、「①生徒間での教え合いや学び合いなど、多様な学習形態をとっている。」「②生徒に答えを説明させたり、考えを発表させたりする機会を設けている。」「③生徒の活動のよさを肯定的に評価している。」の3点を意識した授業が行われました。

研究授業は、2次関数のグラフを利用して2次不等式の解を導くことを中心に行われました。前回の復習から入り、生徒の理解度を見ながら、生徒への発問も工夫し、授業が進められました。また、「一人で考える」⇒「グループで相談し合って答えを確認し合う」⇒「答えが違うならば、なぜその答えになったかを説明し合う」など、学び合いの場を適切に設定していました。授業者は、机間指導をしながら、ヒントを出すなど、しっかりと支援していました。その後、それぞれのグループから、代表生徒が解答を板書し解説を行いました。授業者は、これらの解答からまとめへとうまくつなげると同時に、多くの気付きを引き出していました。「気付く」ということを通して、「わかる」という実感をもち、意欲をもって前向きに授業に参加している生徒の姿が印象的でした。