11月6日(木)阿倍野高等学校 研究授業

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 接線や接点の動きに関心を持ってみている様子    演習問題に前向きに取り組む生徒 

11月6日(木)阿倍野高等学校において研究授業が開催されました。数学Ⅱ少人数展開のクラスを対象に、「①ICTを効果的に活用する。」「②生徒間で教え合いや学び合いなどの学習形態をとる。」「③生徒の活動のよさを肯定的に評価している。」の3点を意識した授業が行われました。

 研究授業は、接線の方程式を中心に行われました。与えられた点が曲線上にある接線の方程式の復習テストから入り、机間指導をしながら生徒の理解度を確認しました。その後、与えられた点が曲線上にない場合の接線の方程式を求めるにはどう考えればいいのか、例題を出し、誤答を示すことで、この方法でよいかどうかまず一人で1分間考え、続いて周囲の生徒同士相談してもよいという指示を出しました。その解答を確認しながら、求め方に言及して、それを本時の目標としました。授業者は、黒板の右に関数ソフトを利用した曲線と接線を写し、接線や接点などを自在に動かすことで生徒の理解を助けていました。最後に演習問題で振り返りをし、机間指導をしながら生徒の質問に応え、しっかりと支援していました。まとめに、接点の方程式の求め方をスライドで黒板に写して確認するなど、効果的にICTを活用した授業展開でした。興味関心をかきたたせ「わかる」という実感をもち、意欲をもって前向きに授業に参加している生徒の姿が印象的でした。