11/17(水)午後から、阪南分教室で、「うさぎプロジェクト」を行いました。コロナ禍ですので、阪南分教室の児童生徒と対面できなかったのですが、府立農芸高等学校動物資源科の生徒4名と教員1名が、病院内の別部屋からオンラインで、うさぎに触れるためのアドバイスを児童生徒に伝えてくれました。病棟には、うさぎが2羽、入りました。最初は、エサやり体験からスタートしました。うさぎがストレスで緊張してしまい、立てなかったのですが、農芸高校生から「エサをあげて落ち着かせて」、「エサを細くすると食べるよ」とアドバイスされ、児童生徒は、うさぎがエサをもぐもぐ食べる様子を見て「かわいい」と声を上げ喜びました。次に「心音体験」をしました。聴診器で自分の心音を聞いて、その後、うさぎの心音を聞くと「うさぎの心音早いな」と言っていました。最後にうさぎと「ふれあい」の時間がありました。「耳から触るとよい」というアドバイスがあり、児童生徒が恐々うさぎを触りました。「ふわふわしている」「もちもちしている」「耳の後ろが気持ちいい」と感想を口にしていました。農芸高校生徒から、児童生徒へ「うさぎのカード」のプレゼントがありました。いつもなら、「いらない」という児童生徒も、全員がカードを選んでもらっていました。阪南分教室に在籍していた児童生徒がとても生き生きとした表情で全員参加することができました。農福連携企画で、府立農芸高等学校動物資源科との交流でしたが、「命の大切さ」「こころの癒し(アニマルセラピー)」を、児童生徒にしっかり伝えてくれました。高校生からも、「オンラインでの企画は初めてだけど、新しい領域に進めたように感じています」とコメントがありました。この企画は、両校とも「来年も続けたい」と声が上がっています。