1年生の春の校外学習の位置づけ

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 428日は、新入生の初の学年行事『校外学習』が行われました。1年生全体が一緒に行動する機会はあまりありませんので、今回、私も同行させてもらいました。本年も130を超える中学から新入生を迎えた本校は、校外学習を、新入生スタートアッププログラムの中でも、クラス形成・友達形成の立場から、大変重要なイベントとの位置づけをしています。そのため、校外学習とはいえ、神社仏閣等の観光地を回るのではなく、クラスのメンバーが"一緒に何かをする"ということを、大事にして計画しています。計画を実際に作られる先生方にとって、これは、結構、手間と時間のかかることですが、学年主任の先生を中心に担任の先生方が力を合わせて、生徒のためと実行されています。

 

 今回の1年生の校外学習の地は、信貴山、プログラムの目玉は、2つ。飯盒炊爨とクラス全員で行う大縄跳び大会でした。飯盒炊爨は、普段、炭で火を起こすことも、料理をする機会も少ないであろう生徒が、準備から片づけまで、3時間を超える時間を、各班10名前後に分かれて、苦労しながら、声を掛け合いながら、チームで力を合わせてカレーを作って食べました。できばえは、班によって、カレーではなくスープであったり、ごはんも生煮えであったりしたようですが、それはそれで、楽しいそうに大きな声が弾んでいました。

校長の立場からいうと、友達の輪に入れていない生徒はいないか? 友達がいても暗い表情をしている生徒はいないか? 等のチェックが大事なお勤めです。何度も巡回しましたが、今回は、そういうことは見かけず、よかったと思っています。

 

 大縄跳び大会は、若干、雨のため時間短縮をしましたが、なんとか実行でき、みごと4組が優勝しました。たまたま、私が同乗させてもらったバスが4組のバスでしたので、"やったね!"って感じがしてしまいました。1年生の皆さんの表情を体感でき、また、普段、なかなかお話する時間が取れない先生方とも種々お話ができ、私にとっても、有意義な一日となりました。

 

 最後に、『OnOffを意識して』 頑張れ 今高生!