足立美術館と多様性

blog140815 adachi.jpg 夏休みを頂いて島根県の足立美術館に行ってきました。以前、通訳案内士試験(英語)に向け勉強していた頃、何度かテキストに出てきた美術館なのですが、なんでも、足立美術館の日本庭園が、米国の著名な日本紹介雑誌の日本庭園ランキングで10年連続推薦第1位だそうです。そのため一度、行ってみたかったのですが、今回実現しました。『米国の』というところがミソです。


 行ってみて感じたことは、確かにきれいな日本庭園ですが、京都の竜安寺や西芳寺のような『わび、さび』的な日本庭園と趣を異にする庭園でした。禅の空気や苔の湿気を感じることはなく、どちらかというと清潔感を強く感じさせる庭園でした。パリのベルサイユ宮殿の庭から受ける印象に近いのかもしれません。
 どちらが良いというのではないのですが、米国の人々には、こういう足立美術館的な庭園が好まれるのか、と一人納得して帰りました。好き嫌いはあるかもしれませんが、どちらが良い悪いということではなく、人により異なる感性の多様性ということなのだ、と感じた次第です。

 では、最後に
『onとoffを意識して』 頑張れ 今高生!