大阪府高等学校美術工芸展

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 大阪市美術館に行ってきました。大阪の高校生の美術工芸の祭典です。大阪市立美術館の地下の4つのホール一杯に高校生の力作が展示されていました。多くの作品が展示されていましたが、やはり気になるのは、今宮高校の生徒の皆さんの作品でした。美術部員の作品を中心に、絵画、デザイン、工芸の作品が展示されていました。
 私は、美術工芸作品の完成度はよくわからないのですが、今高生の作品の中に、印象に残った作品が二つありました。
 ひとつは、デザイン作品が集まるホールの一角に展示されていた『大丈夫、みんないるよ。』という作品です。しゃがんで顔を隠している少女を、みんなが見守っている構図です。その見守りから感じる暖かさが素敵でした。
 今ひとつは、一年生の絵画作品で、『演武』という作品です。絵画技巧の良し悪さは、よくわかりませんが、その主題の人間の表情の強さが強烈でした。
  これ以外にも、気持ちの伝わる今高生の作品が数多くありました。夏の暑い日々を含め、何ヶ月も美術室で励み続けた作品群です。描き切った想いと姿勢に拍手を送ります。
 では、最後に、
『onとoffを意識して』頑張れ 今高生!