高校教育シンポジウム

blog141220 高校教育シンポジウム DSC_1641.jpg 12月19日は、大阪府立高等学校長協会主催の高校教育シンポジウムが、追手門学院大阪城スクエアであり出席しました。二人の校長先生の研究発表の後、元大阪大学総長の宮原先生の聞き応えのある講演がありました。一部をご紹介します。
 宮原先生は、現在、『ナレッジキャピタル』という『知』創造の組織を大阪において代表理事として開業されておられ、国内外からの注目を集めておられます。講演において印象に残った点は、次の通りです。


①これからの世界において、新しい価値の創造には、
  科学、技術、感性 の3つが重要だ。
②価値を創造する人には、システム評価能力が求められる。
  具体的には、バランス感覚、マネジメント能力、グランドデザイン力。
③感性豊かであることが大事である。感性とは統合デザイン力であり、
  それは、知識獲得と経験により涵養される。
  ネットでは育たず、face to faceのコミュニケーション力が必要だ。


 宮原先生の仰りたかったことを私なりにまとめると、多くを学び、豊富な経験・体験を積み、自分の考えを築き、感性を磨くということではないかと思います。これは、まさに、本校のモットーである『磨け知性、輝け個性!』の精神と重なる部分が大変多いと思います。また、多くの発表の機会の場となる多くのイベントも、face to faceのコミュニケーション力の育成に寄与していると思います。
 間もなく終業式です。終業式の校長講話では、『磨け知性、輝け個性!』に通じる『自分の言葉で話す大切さ』について、お話しようと思っています。

 では、最後に
『onとoffを意識して』頑張れ 今高生!