日台教育旅行交流会

blog151217a 日台交流会DSC_1953.JPG 12月15日に、リーガロイヤルホテル大阪で、台湾の高級中学(日本の高校に相当)の校長先生等教育関係者と大阪府の高校の校長等との交流会がありました。

 総勢200名もの大交流会でした。日本、台湾の政府関係者も出席し、観光庁と文科省が主催しました。台湾から120名もの主に校長先生が来日され、日本側からも約80名が出席しました。
目的は、増加している台湾からの修学旅行(教育旅行と台湾では呼びます)を一層活発化させるべく、日台双方の相互理解をはかり、将来の関係強化に資することでした。

 約10名ずつ各テーブルに分かれて意見交換をしました。私は、北野高校の校長先生と同じテーブルを割り当てられ、台湾からの校長先生等と話しました。議論は通訳を通じてでしたが、終わりに近づきますと、英語や中国も混じりました。私も、上海駐在時代に少し学んだ中国語を久しぶりに使いました。下手な中国語ですが、それでも台湾の方は褒めてくれます。赤面ものですが、台湾の方は(中国の方もそうですが)非常に前向きな暖かい一面を持っています。
 台湾では、高級中学といっても、生徒数は2000~3000人、専門の事務組織も整備され、校長にも秘書が付きます。教員採用も校長が決めるそうです。高校というより大学組織に近い仕組みです。
 台湾の教育旅行(修学旅行)先として、日本が大変人気があるそうです。日本の高校との交流をもっともっと増やしたいとの要望が強いです。日本の高校との姉妹校提携にも前向きに取り組みたいとことでした。

 現在、日本では、英語教育の充実が叫ばれていますが、世界に目を向けますと、米国人や英国人等の英語を母国語とする人々と話せることは大事ですが、現在は、むしろ台湾や中国をはじめとして第二外国語として英語を学んだ人々と英語を使ってコミュニケーションする機会の方が圧倒的に多いと思います。そういう意味で、台湾を含めアジアの高校生と英語を使ってコミュニケーションする機会は、日本の高校生の国際性と英語力を高めるために、有効だと思います。経済的でもあります。

 大きな情報を頂けた交流会でした。写真は、同テーブルで議論したメンバーの記念写真です。

 では、最後に
『onとoffを意識して』頑張れ 今高生!