台湾台東女子高級中学の皆さん来校

blog160506a 台湾来校 DSCN8104.jpg ゴblog160506c 台湾来校 DSCN8104.jpgールデンウィーク前のことですが、台湾より台東地区の有名校である台東女子高級中学の皆さんをお迎えしました。数か月前に、台湾政府が中心となり企画された台湾教育関係者による教育視察のため大阪を訪問されたおり、台湾台東女子高級中学の先生とお話をしたことがきっかけとなり、本校訪問が実現しました。日本でいう修学旅行の日程に組み込んで頂き、校長先生他先生3名と生徒の皆さん約40名がお出でになりました。

 blog160506b 台湾来校 DSCN8104.jpg今回の旅行を、台湾では『教育旅行』と呼んでおり、生徒の全員参加ではなく希望参加だそうです。最近、台湾からの教育旅行では日本が人気となりつつあるそうです。来校された生徒の皆さんは、折り目の正しい規律のとれた生徒さん達でした。聡明さのなかに規律がありました。
挨拶と記念品交換のあと、今高生の2年生とゲーム感覚も取り入れた英語の授業を一緒に過ごしたのですが、最初は英語の問題もあり、お互いもじもじしていましたが、若者ですね、15分もすれば、打ち解けていました。授業のあとのクラブ体験では、フォーク部、茶道部、軽音エレキ部、料理同好会等に分かれて参加し、それぞれで笑いが聞こえていました。

 英語はツール、まず英語を出すことと、伝えようと思う気持ちが大事です。きっかけを掴んだ生徒もいたようです。英語はグローバル社会では必須ですが、なにも米国や英国の人と話すのにだけ必要なわけではありません。むしろ、母国語が英語ではない人々と、英語でコミュニケーションすることの方が圧倒的に多いです。台湾、中国、韓国、マレーシア、シンガポール、ドイツ、フランス、イタリア、南米諸国等々の人々とも英語です。ですから、Japanese Englishでも構わない、Broken Englishだって構わない。だって、相手もそれぞれの国のなまりのある英語なんだから。英語はツール、伝える気持ちを強く持つことと英語を出すことが大切です。そうすれば相手も聞こうとしてくれる。ひるまずにこれからも英語を出しましょう。それが、上達にも繋がると思います。以前海外で、英語で苦労した体験から感じた次世代を担う若者に伝えたい思いです。

 今回の交流では、今宮高校国際交流委員会の先生方が、事前の調整、計画、準備等で、多くのご尽力を頂きました。ありがとうございました。先方の先生方にも大変喜んで頂き、本日、感謝のメールを頂戴しました。

 写真は、全員集合の記念撮影と交流の様子です。赤いベストを着ているのが台湾の生徒の皆さんです。

 では、最後に、
『onとoffを意識して』 頑張れ 今高生!