全国高等学校長協会総会・研究協議会

 blog170530b 全国校長会DSC_2341.JPG先週、全国高等学校長協会と全国総合学科高等学校長協会の全国大会がそれぞれ、大宮と東京であり出張させて頂きました。私、本年度も昨年度に続き、全国総合学科高等学校長協会の副理事長を拝命している関係で、それぞれの理事会、総会、研究協議会と6つの会議が続きました。

 最初の写真は、全国高等学校長協会の総会の開会行事の様子です。全国から2,000名以上の高等学校の校長が集まりました。総会に続き、文部科学省の審議官、課長・室長クラスの官僚が、教育行政の動向説明を行い、さらに各地区の高校からの研究発表・事例発表、特別講演と続きました。
 2枚目の写真は、全国総合学科高等学校長協会の理事会・総会・研究協議会の会場校である東京都立王子総合高等学校の玄関に掲げられました大会を示す看板です。全国で現在、総合学科を設置する高校は約360校あるのですが、今回、約200名の総合学科の校長が集まりました。
現在、大阪府では府立市立を合わせまして、23校が総合学科高等学校長協会に加盟していまして、その加盟校数は、東京、神奈川等を凌ぎ、大阪は、総合学科の最も多い都道府県となっています。

 両大会とも今回の話題の中心は、高校改革と高大接続改革でした。ご存知の方も多いと思いますが、現在の中学3年生の世代から、現在のセンター試験から新しい大学入試制度に変わる予定です。大学入試センター試験に代わり大学入学共通テスト(仮称)となり、国語・数学へは記述式問題が導入されます。 また、英語は(読む・聞く・書く・話す)の四技能評価へ転換され、大学入試センターが認定する英語の資格・検定試験を活用する案が出されています。
 これらは、現在の中学3年生が大学入試を受ける時からの変化ですが、それまでの入試も、影響を受けるかもしれません。80~120文字程度で纏める記述力や、英検等の英語資格・検定試験への対応力が、より一層、大切になってくると思います。

 では、最後に
『onとoffを意識して』 頑張れ 今高生!