6月2日(金)、体育祭を行いました。
夜半の雨で、早朝、グラウンドにはまだ水たまりが残っていましたが、生徒の皆さんがグラウンドの水取りや整備をしてくれたおかげで、開始が45分遅れたものの開催することができました。開始後は青空が広がり、気温もそれほどあがらず、適度な風も吹き、大変気持ちの良い体育祭日和となりました。
体育大会は６つの団に分かれて競技、パフォーマンス（応援合戦）、団旗、Tシャツの各部門と、総合点で競います。競技の選定、ルール決定、運営は、生徒のなかから選ばれた体育委員長・副委員長と生徒自治会執行部がリードして進めます。いずれも2年生がその中心です。企画、立案、検討、協力依頼、調整、準備、運営と、800名近くの生徒に動いて貰うのですから、うまくいかないこともたくさんあったと思います。もちろん先生が、バックアップしますが、特に、体育委員長・副委員長にかかるプレッシャーは、16歳の若者にとっては、人生初めての体験かもしれません。
でも、試練を乗り越えて、本日、見事に彼らはやってのけました。そして、こんなご褒美がありました。それは、閉会式で、成績発表、表彰等すべてのプログラムが済んで、生徒自治会会長が閉会を宣する前の出来事でした。６つの団の団長（全員男子生徒でした）6人が、朝礼台の前にダッシュしてきて並び、体育委員長と副委員長（いずれも女子生徒でした）を朝礼台の上に迎え、6人の団長から『体育委員長・副委員長、体育大会をひっぱってくれてありがとう！』とお礼の言葉を大きな声で述べたのです。そして、手作りのプレゼントを二人に送りました。体育委員長と副委員長は、感極まって、なかなか声がでず『皆に助けてもらってなんとか終われたのに・・・・』と言うのがやっとでした。 一生懸命やったのっだと思います。二人は、しばらく感激から戻れない様子でした。おめでとう。一生忘れられない想い出となったと思います。今宮高校の良き精神をまたひとつ、見せて貰えた思いです。
一番上の写真は、総合優勝した緑團の終了後の記念写真の様子です。 二枚目の写真はリレーの様子、三枚目の写真は桃團のパフォーマンスの様子です。彼らの真剣な表情、晴れ晴れとした表情、喜びが弾ける表情をご覧ください。
今高生それぞれに、将来何度も思い起こすであろう体育祭が終わりました。こんな達成感をいろりろな場面で、何度も今宮高校での生活を通じ、味わってほしいと思います。
では最後に 『onとoffを意識して』 頑張れ 今高生！