大阪国語教育アセンブリー2017

 7月29日(土)、今宮高校において、今宮高校と大阪府高等学校国語研究会の共催、大阪府教育庁の協力のもと、大阪国語教育アセンブリー2017が開催されました。

 本アセンブリーは、国語教員が自主的に国語教育を考え交流する国語教員による手作りの勉強大会です。本年も、大阪府の公立私立の国語の先生を中心に、他府県からも参加頂き、多くの先生が熱い思いを交流されました。大阪教育大学や大阪府教育センターからも出席頂き、また、今回も大阪府教育委員会からのご協力を頂きました。
 夏休みの土曜日に開催される国語教育への熱い思いを持つ教員の集まりです。この熱い思いが、国語教育の発展の原動力になるのだと思います。今宮高校がその発展に、少しでもお役にたてているとすれば、嬉しい限りです。

 開会式に次いで行われた全体大会は、戦後の教育に大きな影響を与えた著名な教育学者であられる大田堯様のビデオレターで始まりました。続いて、日本体育大学教授府川様、広島大学教授山元様のご講演を頂きました。進行は、大阪教育大学教授島崎様が務められました。
 今回の全体会のテーマは、『ことばの教育の定位を探る』でした。高大接続改革、指導要領の改訂が迫るなか、国語教育の本質を問い続けている国語教員の思いが込められています。このテーマに沿ったビデオレターと2つの講演でした。
 全大会に続き、4つの分科会が行われました。分科会のテーマは、『ことばの教育の挑戦』でした。大阪府立高校と神奈川県立の教員が分科会での発表を行い熱い議論が続きました。

 大阪国語教育アセンブリーは、本年で5回目を迎え、定着した感じがしますが、大阪府高等学校国語研究会や今宮高校の先生方の地道な活動が支えています。先生方のひた向きな活動にも、注目頂けたらと思います。写真は、全大会での講演の様子です。

 では、最後に
『onとoffを意識して』 頑張れ 今高生!