授業見学(1)

blog170914b 授業見学(1)DSC05365.JPGblog170914c 授業見学(1)DSC05362.JPG 文化祭も終わり、生徒の皆さんには切り替えて、勉強に集中してほしい時期となりました。

 私と教頭先生は、毎年9月に教員の授業見学をしています。全教諭の授業を丸丸一コマ見学します。校務の合間での見学ですので、一か月以上かかりますが、これが結構楽しいのです。 教室に入りますと、生徒の皆さんは歓迎してくれます。手を振ってくれる生徒もいます。今日のことですが、教室後方で、或る生徒さんの両側に私と教頭先生が座りますと、『わああ、特等席やあ』と言ってくれた生徒さんもいました。

 本日は、ベテランの先生の授業風景をご紹介します。写真は、上から順に、日本史、現代社会、国語の授業の様子です。

 最初の日本史の先生は、夏休みの集中講座『考古学入門』も開講される日本史を語るのが趣味と言われる先生です。私も歴史ものが好きなので、今回も、楽しく聞かせて頂きました。鎌倉時代の武士の話の中で、一生懸命ではなく、一所懸命という話をされました。それは、鎌倉時代の武士が、"このひとつの土地に命を掛ける"の意味だそうです。騎射三物(笠懸、流鏑馬、犬追い物)等、久しぶりに聞く言葉が耳に心地よかったです。

 二つ目の写真は、昨年度まで5年間もの間、教務部長を勤められたベテランの先生です。勤勉実直で正確無比な仕事をされる先生です。今回、プロジェクタで使われたコンテンツも素晴らしかったです。長年の知識・ノウハウと必須の情報がしっかり詰まった優れものでした。そしてリズミカルでした。今年の2年生のために新たに準備されたそうです。ベテランの先生も新たな手法に取り組まれています。

 三つ目の写真は現代国語です。熱い熱い思いが伝わる授業でした。授業の終わりに先生自身が一部朗読されたのですが、その朗読が絶品でした。耳にとても心地よかったです。もっと読んで欲しかったです。

 高校を卒業して何十年も経った今、あらためて高校の授業を受けますと、『高校の勉強は、人類の英知の塊だ!』と感じます。今高生のみなさん、勉強しましょう。

 では、最後に
『onとoffを意識して』 頑張れ 今高生!