10月21日、創立120周年記念の中学部高等部の体育大会を開催しました。少し肌寒さを感じる曇天でしたが、午後の開会式が始まる時間には太陽が出て、心地よい中で実施することができました。競技は徒競走、綱引きと、中高合同のリレー。演技は、中、高それぞれがダンスを披露しました。最後はみんなで2年ぶりの民謡を踊り、私も参加して楽しませていただきました。
すごかったのは生徒たちの集中力で、走るときはスピードがあって迫力があります。体格も大きいので、本校の小さいトラックではコーナリングが勝負。それでもトップスピードで入ってきてゴールまで競い合う姿は圧巻でした。綱引きは初めての実施でしたが迫力満点でした。演技では、どの学部もチームワークの良さが際立ち、リズムに乗ってとても楽しんで踊っていたのが素敵でした。練習時間は短かったでしょうが、音楽に合わせての隊形変化や本格的なダンスも見ることができ、素晴らしかったと思います。中高合同のリレーでは、アンカーにバトンが渡るまで、抜きつ抜かれつがあり、ハラハラドキドキする中で、真剣な表情でバトンをつないで走っていたのが印象的でした。また寄宿舎からは「太鼓ばやし」の演奏があり、地面や空気に伝わってくる音を響かせました。後半の早いリズムで3人が交代しながら太鼓をたたくのは、お互いの動きを考えてチームワークよく行っていて、体育大会を盛り上げました。紅白に分かれて競ったので、勝敗は分かれれましたが、全員が120％の力を発揮していた、素晴らしい体育大会でした。次年度はぜひ、全校で実施したいと思います。
平日でしたが多くの保護者の皆様にお越しいただき、応援していただき感謝申しあげます。
