春休みが終わり、子どもたちの声が響き渡ります。校門付近で「おはよう」「元気ですか」の問いかけに「おはようございます」「元気です!」と笑顔でこたえる子どもたち。学校に活気が戻りました。4月から今日まで、新メンバーも含めた今年度の教職員が一丸となって、新たなスタートに向けて準備してきました。今日は素晴らしい始まりの日になりました。朝一番に小・中・高の子どもたちに向けて、新しい先生たちの紹介をし、始業式を行いました。始業式では、子どもたちに3つの大切にしてほしいことを伝えました。「好きなこと、やりたいことを見つけてチャレンジすること」「周りのことに目を向け、いろんなことを知ること」そして「先輩として、新入生を温かく迎え、優しく接すること」
2つ目の周りのことに目を向けることでは、ウクライナの話をしました。ウクライナのことを知っていますかの質問に、7割ほどの生徒が手を挙げていて、子どもたちも知ってくれているんだなあと感じました。ウクライナでは、たくさんの子どもたちが亡くなり、お家に住めなくなって、学ぶこともできなくなっていたりすること。たくさん報道されています。その中で子どもたちは何を感じ何を考えるのでしょうか?どちらがいいとか悪いとかを評論するのではなく、自分が感じることを大切にしてほしい。そして、今、自分に何ができるかを考えてほしいと思っています。それは、すぐに支援に動くことではなく、早く安全が戻ることを祈ることもできます。今、自分が安全で学べる環境にいることは特別なんだ、ありがたいことなんだと思うこともできます。自分の周りにいる人と、自分が戦う(けんかする)のをやめることもできます。そのような話をしました。ぜひ、お子さまと世界の状況をニュースで見たとき、子どもたちは何を感じているのか、聞いてみてください。
学部ごとの集会で一番楽しみにしていたのが担任発表!みんなの表情が一気に変わり、目がキラキラしていました。
幼稚部の始業式でも担任発表は特別のようです。でも、みんな大好きな子どもたち、笑顔があふれていました。また、4歳児に転入してきた2名のお友達の紹介もありました。
その後の入学式では、幼稚部から高等部専攻科まで、合計29名の子どもたちを迎えました。少し緊張気味でしたが、晴れやかな表情で入場してしたのが印象的でした。体育館横の桜、チューリップ、クロッカス、芝桜などが、彩を添え、お祝いしてくれているようでした。
令和4年度のスタート、みんな元気で楽しんでいきましょう!