3年ぶりの6月の運動会。この時期は熱中症に気をつける時ですが、当日のお天気は曇り。時々雨雲が通り、ぽつぽつ落ちてくることも。しかしどうか中央区の上を分かれて通ってくださいと祈りながらスタートしました。コロナ対策として、今年も2部制に。午前中は幼稚部、小学部です。幼稚部のおゆうぎでは、本当に練習の成果が出ているなあと感じました。平均台をでもよくバランスをとって歩いてわたり、トンネルもスイスイ、坂道ジャンプも楽しんでいました。最後のダンスは笑顔いっぱい。「うで、かた、ひざ、パンパン」では大きな声で、大きな動き。とってリズムに乗っていて楽しそうでした。小学部の南中ソーランでは、リズムに合わせて機敏な動きと共に、深い沈み込み。あれが一番難しいのですが、全員が低い姿勢をとっていて、練習の成果が出ていました。気迫もばっちり、素敵でした。徒競走やかけっこ、リレーでは、走るのを楽しむ様子、勝負にこだわる様子、友だちをたくさん応援する様子、どれも素敵でした。
午後の部は、本当に雨雲が近くにありましたが、何とかできる状態。寄宿舎の迫力ある「鬼太鼓」「三宅島太鼓」で始まりました。移動しながら叩いたり、自分の番をカウントしながら待って叩いたり、複数で一つの太鼓をたたくという、とても難しいことも、練習の成果がよく出てみんなが一つになって叩いているのが素敵でした。午後の部は、いつ雨が降ってもおかしくない状況だったので、まずグラウンドでしかできない種目からの実施。プログラムがずいぶん変わり、入れ替えの時間も短くなりましたが、生徒たちの協力は素晴らしかったです。中学部演技「ハッピース」では、リズムの速いダンスでしたが、全員が体でリズムを刻み、楽しんでいました。たくさん練習したようで、ダンスのレベルが素晴らしかったです。私も一緒に踊り、楽しませていただきました。高等部のダンスでは、生徒たちが考えた内容で、どの場所でだれがどんな振り付けで踊るかも考え、発表したのが何より素敵でした。それぞれの良さがしっかり出ていて、そのうえダンスのレベルが半端なく高かったです。本番を楽しんでいるみんなの笑顔が素敵でした。競技では、紅白に分かれますが、それぞれが全力を出し切っていました。相手が全力を尽くすので、さらに高めあうことができる。仲間のいる素晴らしさを見せていただきました。そして保護者の皆様には、熱い応援やたくさんの拍手をいただき、ありがとうございました。
次は、地域の方や卒業生にも来ていただける運動会ができたらいいなあと考えています。