火災避難訓練と煙避難体験をしました。

 今年度に入って初めての避難訓練を行いました。

 今回は、教員にも「出火場所」があらかじめ明らかにされておらず、緊急放送の内容から判断した安全な経路を誘導し避難するという訓練となりました。教員は、出火場所を聞いてから避難経路を組み立てなければならず、より本番に近い状況での訓練であり、いつも以上に緊張感をもって取り組みました。子どもたちも、火災の場所を確認しながらそこに近寄らないことを意識して、教員の指示をよく守って静かに落ち着いて避難することができていました。

 安全に避難できた後は、各学部代表者による消火器体験と、全員による煙中避難体験を行いました。グラウンドには、あらかじめ煙避難用のテントを消防署の方が準備してくださり、煙で真っ白になったテントの中を避難体験します。視界がききにくいテントの中を、体勢を低くしながら進み、壁づたいにようやく出口に到達できた時、みんなとてもホッとした笑顔になっていました。煙避難体験は、昨年から2年続きで行っていますが、全員が体験から学ぶことができる貴重な機会になりました。