[1年]科学探究基礎(テルミット反応)

テルミット反応を利用して、酸化鉄から鉄を取り出す実験を実施しました。

「テルミット反応」とは「アルミニウム」で「金属酸化物」を還元する方法を指します。

(高校の化学の教科書にも記載があります。)

今回は単体の「鉄」を生成するために「アルミニウム」と「酸化鉄」の粉末に「マグネシウム」を導火線として着火し反応させました。激しい光と熱が発生し、炎が上がって還元された単体の「鉄」が赤熱状態で現れます。冷却後は黒光りしたずっしりとした重量感のある球状の単体「鉄」ができます。

火花が出るので、実験には十分注意が必要です。(実施するには学校の先生の付き添い等が必要)

科学探究基礎のミニ課題研究において、個人の研究テーマの調査

グレーチング(側溝などの網状の金属板)で滑る現象を調べる過程での実験です。

純粋な鉄が欲しくて、この実験を実施しました。

酸化鉄を入れます。

PC281062.JPG

マグネシウムリボンを使って着火!

火花が!マグネシウムが燃える熱で始まり、反応時の熱で鉄が生成されます。

PC281072.JPG

丸くてかわいい鉄の玉ができました。この状態はまだ熱いので注意!

PC281073.JPG