[1年]講演会「科学探究をカタチにしよう」

「科学探究をカタチにしよう〜研究活動の心構え〜」

というテーマで講演会を実施しました。講師は大阪教育大学の尾崎拓郎先生。千里高校の卒業生でもあります。

前半は

・探究の流れの確認で「絶えず疑問に思うこと」「見通しを立てること」が大事!

・先行研究調査・文献調査の大切さ、学術的な論文にあたってみよう

・図書館を大いに利用すること!

・自分の知ってる知識、調べた知識が全てではない。

・論文の資料の検索サイトの使い方「CiNii」「GoogleScholar」など

・書籍や一次情報へアクセスしよう!

などなどの話ののち、2年生でやってみたいテーマについて実際に文献を探してみました!

後半は、

みんなが調べた参考文献をGoogle Fomrsで集め、実際に論文にたどれるのか。

オープンアクセスのものや、どこかの図書館に問い合わせが必要であるなどのケースの事例、先生や学校図書館の利用を提案されました。

・集めた情報を整理していくこと(時系列による整理、マインドマップ化、シンキングツールの利用で関連付け)など

・データ「定量的データ」「定性的データ」の取扱について、全数調査と標本調査での注意

・グラフの見せ方

などの話の後、「講演者のフィラー(えーっと、あのーなど)をカウントする方法を考えてみよう」とちょっとしたグループワークを行いました。人と違う方法だけど、他者に納得してもらえるようにという点と正確さと精度の大切とつなげて、とてもイメージしやすいお話でした。

最後は、考察、成果の報告について、やってみたで終わらずに「他の人から意見をもらい、次に繋げること」でしめくくられました。

生徒1人1台Chromebookを用いて、インタラクティブなやりとりのある講演会でした。

ぜひ2年生の科学探究に繋げていってほしいです!