もし、学校が避難所になったら…

 今日は、家庭科の選択科目「ともに生きる」の授業内容の一部を紹介します。

 

「ともに生きる」はタイトル通り、様々な生活課題をテーマに考えるなかで互いの違いを認め合い、よりよい社会生活をめざして行動できる人を育てる科目です。

先日は「災害に備える」をテーマに大阪府備蓄食糧(アルファ米)の五目御飯50食分を作りました。千里青雲高校が避難所になったと想定し、炊き出し班としてチームを組み、役割分担から配給の仕方、ルール、手順、配慮事項など、自分たちで考え工夫しながら進めました。

また在宅避難者の方を想定し、先生方へ個別に配給することも取り入れました。事前の防災学習および今回の実習を通して、生徒たちは自分たちでできることは何か積極的に考え、学んだことを活かしていきたいとの思いを一層強くしたようです。(授業者談)

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時間をかけてじっくり考えたり実習したりしていると、「それならできます!」と自信を持って答えることができますし、避難所運営の中心となって活躍することもできます。

地域の避難訓練には若い中高生の参加が少ないですが、実際の場面では若い力が多くの人を励まし人々をつなぐパイプ役を果たすなど、できることはたくさんあるので、自分たちにできることをいろいろと考えておくことは良い経験となったことと思います。

 

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