6月4日(木)、梅雨入りしたとは思えない素晴らしいお天気の中、無事体育祭を終えることができました。
タイトルにある「気炎万丈」は今年度の体育祭のキャッチフレーズ。「みんなの気持ちが一つになって炎のように燃え上がり、どんどん大きくなって天を焦がすくらい立ち昇れ」という想いを込めて、生徒会執行部のみなさんが考えてくれたものです。
団長を中心に応援合戦にも競技にも一生懸命に取り組む生徒の皆さんの姿にふれ、さわやかなみずみずしいエネルギーを感じることができました。
保護者の皆様も、朝早くからたくさんの声援を送ってくださり、本当にありがとうございました。
学校行事の醍醐味は、普段は交流のない生徒たちが目的を一つにし、協力し合い、うまくいかない苦しみやもどかしさを乗り越えていくその過程にあると思います。おそらく、学校行事やクラブ活動がなければ感情をぶつけ合い、ひとりの人と人として正面から対面するチャンスはあまりないのではないでしょうか。10代の心の葛藤は人としての成長過程でとても重要であり、人の気持ちのわかる包容力のある大人へと成長する機会でもあります。
体育祭を終え、達成感に包まれていた生徒の皆さんはさらに一歩、大人に近づいたことでしょう。